戯曲を書くという行為は他のどの表現形態に一番近いか。美術的な範疇では「彫刻」だろう。簡単に言えば、彫ってみなければわからない中で、進めてゆく。プロットに肉付けし、アイデアを重ねていく、という側面はあるが、「思いつく」のではなく、「気がつく」という感覚。その「もの」は、そこにある。自分が書いたものだという作品の所有格のような感覚をも、あえて遠ざける。
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