Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

田丸さんちのヤギ

2024-07-10 | Weblog
「あがりてぃだプロジェクト」を始められた田丸さんちの、ヤギ。

三年前の夏に、お訪ねしたのである。
今は近所に引っ越されている。

沖縄やんばるは、あれ以来、行けていないのだった。
あ。でも、今年は年頭に名護には一日だけ行ったけど。


※    ※    ※

田丸正幸さんがはじめた「あがりてぃだプロジェクト」。
彼と初めて会ったのは、沖縄・高江での米軍ヘリパッド建設反対の現場であった。
もう十年になる。彼は東村で皆の合宿所を運営し、島ラッキョウを作り、鶏やヤギを飼い、活動を継続していたが、新たな展開を開始していたのだ。東村内で規格外品などを寄付して貰って、子ども食堂、路上生活支援、フリースクール等、約四十の施設に農産物を無償配布していたのだ。
その活動を継続する中で、約1000坪の畑を作りその作物を販売して諸経費を捻出する為に整備しはじめている。
皆様の応援を求めます。


田丸正幸さんからのメッセージとカンパの詳細

あがりてぃだプロジェクトの前身から5年やれる事をコツコツとやって来たましたが、供給出来る物に対して提供先が増えて東村の農家さんや個人で畑やってある方に呼び掛けて作物が集まり初めました。農家さんに言われた事は「やってるのはお前だけどそう言う事に自分の作物が使われてなんだか誇らしい」と言われて嬉しかったです。
作物が集まって来ると作物を送る送料が持ち出しですからバカにならない状態です。
そこで約1000坪の元は田んぼを借りてここを畑にして作物を作り販売して送料や苗代、草刈りや、重機のリース代、重機のオペレーター代等を捻出する為に整備してます。
ここでお金を作り出して循環させます。あがりてぃだプロジェクトの作業等をやってもらってなんでもボランティアでやってもらうのは駄目だと思いますので。
格好つけたり強がったりでは無く私は自分がやろうと決めたから無償でやりますよ
正直今までに結構な額を使って来てまして大変厳しい状況です。
私が運転手をしていた菅原文太さんは「国は安全な食べ物を提供して飢えさせてはならない」と言っいました。
しかし国は種もF1では無いと駄目だと規制して農業(食)を潰してます。
今の日本に必要なのは未来を託す人材だと思います。
あがりてぃだプロジェクトは絵空事では無くもう始まってるプロジェクトです。
そこでカンパのお願いです
私にカンパするのですが未来に投資するカンパになりますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます
クラファンやればと思われると思いますがクラファンはリターンを作ったり目標額頂くならクラファン会社の手数料まで集めないといけないので大切な皆さんのお金を余計に集めるのは嫌です
ペイペイ銀行
すずめ支店
普通 1566764
田丸正幸
宜しくお願い致します
ご質問等あれば
09068670414


https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/01e665c0e674922fbecb080f3ad4280a?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR2lOKZADLga8t8WWiWeLy5IF4KozrfCzQMy2FuarU6ph5EjqdfprfR3wbs_aem_Xy_hWeMVMFAKhJeApWy2Eg
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受け継がれるもの

2024-07-10 | Weblog
『地の塩、海の根』で、もともとポーランド語で書かれた小説『地の塩』の、初のウクライナ語での翻訳版を、翻訳した父が、息子に渡す場面。
土屋良太・瓜生田凌矢(撮影・姫田蘭)

それまでヴィトリンの小説『地の塩』は、ウクライナの人たちも、ロシア語しか訳されていなかったので、ロシア語で読むしかなかったのです。
『地の塩、海の根』では、「ロシア語の翻訳では読みたくない」という息子に、父が完成した翻訳を渡したのです。
百年以上前の戦争を描いた小説が、現在に受け継がれます。

ヴィトリンの小説『地の塩』は、年内をめどに、初めて日本でも翻訳され、出版されます。その田中杜泰さんの翻訳を、私たちの劇でも底本にさせていただいています。

このたびは、『地の塩』の使用にあたり、日本・ドイツそれぞれのエージェントと連絡し合い、正式な許可を得ています。皆様たいへんよくして下さいました。



※    ※    ※    ※



燐光群新作『地の塩、海の根』
下北沢ザ・スズナリでの20ステージを走り抜け、公演終了しました。
皆様、ありがとうございました。
キャスト・スタッフの皆様、おつかれさまでした。

今の時代に必要な演劇を、という思いがどれほど叶えられたかは、まだまだこれから自分たちでも受け止めていかなければならないという実感だらけです。
さらなる未来に向かってゆきます。


出演○森尾舞 南谷朝子 土屋良太 円城寺あや
鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 
樋尾麻衣子 武山尚史 大対源 徳永達哉 瓜生田凌矢 
尾形可耶子 西村順子 坂下可甫子 高木愛香 青山友香
声の出演 = 中山マリ


照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○島猛(ステージオフィス)
舞台監督○森下紀彦
美術○じょん万次郎
衣裳○小林巨和
擬闘◯山村秀勝
演出助手○水野玲子
進行助手○宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○樋尾麻衣子 中山マリ 遠藤いち花
人形制作○秋葉ヨリエ
インターン○山本一翔
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
宣伝意匠○高崎勝也
協力○田中壮泰 常田景子 名取事務所 浅井企画 アットプロダクション プロダクション・タンク 公益財団法人セゾン文化財団 高津装飾美術
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○内海常葉 桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催○有限会社グッドフェローズ


撮影・姫田蘭

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