Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

都知事選立候補表明の石丸伸二市長が登場する明日公開のドキュメンタリー『#つぶやき市長と議会のオキテ 劇場版』 同題材の「演劇」「劇映画」も登場

2024-05-24 | Weblog

明日公開のドキュメンタリー映画『#つぶやき市長と議会のオキテ 劇場版』は、SNSを中心に全国的に話題となった広島県安芸高田市議会と石丸伸二市長を巡る騒動を追った広島ホームテレビ制作のドキュメンタリー番組に、未公開映像と追加取材を加えた「劇場版」である。

それとは無関係に、というか、上記のドキュメンタリー番組を参考にした上で、同題材をTRASHMASTERSが、中津留章仁作・演出で、「演劇」として別個に、『掟』という作品を、作った。

そして、奥山和由プロデューサーにより、中津留章仁が監督する、同題材をもとにした「劇映画」も現在撮影中で、なんとも早いのだが、九月公開が決まっているという。

もちろん同題材とはいっても、「演劇」と「劇映画」は、ドキュメンタリーとは別物として作られているのだろう。

私は先に演劇版の『掟』を観て、それからドキュメンタリー『#つぶやき市長と議会のオキテ 劇場版』を試写で観て、細かいディティールまで重なるところが多く、ほんとうに現実にこんなことが起きていたのだなあと、あらためて驚いた。

そして、中津留章仁が「劇映画」デビューである。それは素直にめでたい。楽しみである。

そこにきて、石丸伸二市長が東京都知事に立候補を表明。選挙戦に影響を与えるという可能性を鑑みて、ドキュメンタリー映画の都内の上映はたった一週間に短縮となった。その辺りの事情は以下を御覧ください。

https://tsubuyaki-mayor.com/announce.html

 

 

あまりに複雑な状況である。

配給の「きろくびと」さんには、私もお世話になってきた。

まずはドキュメンタリー映画版、一週間限定でも、いや、一週間しか観られないからこその、大ヒットを祈願する。

 

 

 

ドキュメンタリー『#つぶやき市長と議会のオキテ 劇場版』解説

広島県北部に位置する安芸高田市では、2019年参議院選挙を巡る大規模買収事件で河井克行・河井案里夫妻から現金を受け取ったとして、当時の市長と市議3人が辞職した。2020年8月に実施された市長選で市民が選んだのは、政治経験の全くない37歳の元銀行員・石丸伸二氏だった。石丸市長は「政治の見える化」を掲げてSNSで積極的に情報発信を行い、市民からの期待も高まっていたが、効率的で持続可能な市政を目指して忖度なしで進める石丸市長の手法と、根回しを重んじる議会との間には軋轢が生じていく。その経緯を次々とオープンにする石丸市長のSNS投稿が決定的な亀裂となり、事態は議会とSNS、さらに法廷までをも舞台にした騒動へと発展する。

市長誕生から3年間にわたって取材を続け、市長・議会・市民など地方政治に関わる複数の視点から事態の顛末を描き出す。

2024年製作/106分/G/日本
配給:きろくびと
劇場公開日:2024年5月25日

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