未明のパン屋。
甲州街道を夜明け前に歩いていると、賑やかな店が。
開店しているわけではない。
製造中というか、製造が一段落した感じの、パン屋である。
この店の隣の隣あたりに、下北沢の「N」という居酒屋から独立した「M」という店がある。
昨秋だったと思うが、そこにいたら、「今度パン屋を開店するんです」といってパン屋オーナーの女性が、焼きたての小さなたくさんのパンをカゴに入れて現れ、店主やお客に振る舞ってくれた。そのときのパン屋さんの店舗である。
挨拶がてら覗き、できたてのパンを二つ買う。店はまだ開いていなかったのですけど。店内もお洒落。
とくに「今日イベントからの発注があって」という、すごいいろいろなものが載っかったパンが、すごい。
店の中は女性ばかり十人近く。
活気があるというのはいいことだ。
ご近所の直接的なつきあい、というのも、いいものだ。
やはりインターネットだけで繋がっているのでは、どこか抜け落ちてしまう部分があるのではないかと思う。
あれ、この写真だと、パンだってわからないか!?