Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

政府 9月19日からイベント人数規制を制限緩和

2020-09-15 | Weblog
政府は、新型コロナウイルス感染症対策の措置について、9月19日からイベントの人数制限を緩和すると発表。

① 感染リスクの少ないイベントについては収容率100%以内に緩和する。その他については50%以内とするが、異なるグループ間では座席を1席空け、同一グループ(5人以内に限る)内では座席間隔を設けなくともよい。すなわち、収容率は50%を超える場合がある。
② 人数上限については、5,000人を超え、収容人数の50%までを可とする。

12月以降のあり方については、感染状況、イベントの実施状況等を踏まえ、改めて検討を行うという。

大声での歓声・声援等がないことを前提としうる環境で、座席等により参加者の位置が固定される他の施設(映画館等)についても同様の考え方を適用することとし、関係業界における感染拡大予防ガイドライン改定を呼びかけるそうだ。
 

……新規感染者数が飛躍的に減少しているわけでもないのに、唐突な「緩和」である。もちろん、現場は緩和されることを要望していたわけだが、いろいろと謎は残る。

緩和して、もう芸術文化に公的援助はしなくていいだろ、という姿勢なのだとしたら?
対象から外されてしまったライブハウスなどについてはどうしてくれるのか。
「これから先は自己責任」ということなのか。



写真は、先週土曜日の某劇場の男子トイレ。五つのうち使えるのは、三つだけ。

トイレについては、入場口・トイレ・売店等の密集が回避できない場合はそのキャパシティに応じ、目安の人数上限等を下回る制限の実施、となっている。100%なら、全て使えるようにできるということだろうか。

使えるトイレが減ったので混乱するかと思ったのだが、入場者数が半減させられていたので、スムースだった。観客がふえたらトイレも多くの人が使えるようにしないと、理屈に合わない。

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「新しい総理大臣」になる人は、「政府として憲法改正のできる環境をつくって、挑戦したい」というのが本音のようですよ

2020-09-15 | Weblog
先週の共同通信の世論調査で、次期首相が憲法改正に積極的な安倍晋三首相の姿勢を引き継ぐべきか聞いたところ、「引き継ぐ必要はない」は57.9%となった。「引き継ぐべきだ」は36.0%だった。

そうした世論調査を気にしないのか、自民党総裁選に立候補中の菅義偉官房長官は、その後13日のNHK番組で、憲法改正に関する与野党の国会論議に向けて「政府として環境をつくりたい、挑戦していきたい」と言及した。
その後、自ら発言を求め「『政府の立場で』と言ったが訂正させてほしい。党総裁の立場で挑戦したい」と言い直した。

菅氏は、将来的な消費税の引き上げについても、それに触れた翌日に、慌てて軌道修正したばかり。
答弁の不安定さは、安倍氏と大差ない。

「自助共助公助」というのも憲法違反の発言だと私は思う。

「憲法を変えたい政府」というものは、あってはならない。
少なくとも、国民の方がそれを知っている。
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