Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

週刊文春に過去を暴かれる

2017-05-25 | Weblog
稽古場に来ていない劇団のNからメール。
「週刊文春に載ってますよ。2ページです。坂手さん過去を暴かれています」

買ってみると、その通りだった。

水道橋博士の連載である。
ひやひやさせないでほしい。
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共謀罪にストップがかかった以上、日本政府は「抗議」ではなく、国際社会と対話すべきである

2017-05-25 | Weblog
私が先のブログに挙げた内容がそのまま、国連人権理事会の特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏の反論と重なった。
同氏は、日本政府の対応を「中身のないただの怒り」「内容は本質的な反論になっておらず、プライバシーや他の欠陥など、私が多々挙げた懸念に一つも言及がなかった」と批判。「日本政府はいったん立ち止まって熟考し、必要な保護措置を導入することで、世界に名だたる民主主義国家として行動する時だ」と言う。
同氏によれば、「新法案では、犯罪を立証するため国民への監視を強化する必要がある場合に、適切にプライバシーを保護するための新たな特定の条文や措置が盛り込まれていない」ということだが、新たな特定の条文や措置が盛り込まれたとしても、この法案を通していいと私は思わない。
ともあれ、国連の批判に答えられない以上、共謀罪は撤回すべきだ。

衆議院本会議で採決前でもこの書簡が取り上げられたというが、この書簡に対し「すぐさま抗議の文書を送った」とする日本政府の対応は、恥ずべきものだ。
ケナタッチ氏は「私が送った書簡や日本政府からの回答を含め、すべて人権理事会に報告する」と語っているそうだから、日本政府は国連とやり取りする必要がある。
「国際的な条約を締結するために必要」と称していた「共謀罪」が、その「国際社会」に否定されているのである。
ここで話し合いを持とうとしないことは、「共謀罪」の目的が別にあることを日本政府自らが露見させているのである。
共謀罪にストップがかかった以上、「対話」しか道はないはずだ。
本当に自分が正しいと思っているのなら、どんなに時間をかけても相手を説得しようとする構えをなぜ持たない。間違っているのは日本政府の側だからそれができない。後ろめたいから急いでいるのだ。

「テロ対策」が「人権尊重」に勝るとは、国際社会は考えないのである。

そもそも日本政府の言う「テロ」とは何のことを示しているのか。
この国の過去のどの出来事を「国際的なテロ」と言っているのか。
安倍首相のもはや逃げ場のないスキャンダル・加計学園問題(「総理の意向」文書を前川前文科事務次官が「文書ほ本物」と証言)を、鋭く追求する朝日新聞だが、「朝日新聞は言論テロ」というFacebook投稿に、安倍首相自身が「いいね!」を押したという話が伝わってきている。もうこれは日本語ができないというレベルを超えて、無茶苦茶である。

まあそもそもこの間の共謀罪(テロ等準備罪)に関する国会審議自体が目茶苦茶なのである。

そこで、金沢市在住の小原美由紀さんによる国会審議中継の細かいディティールまで記した「書き起こし」を活用した、「国会審議を音読してみませんか?」という運動が始まっている。

金沢では路上で行われたようだ。
↓http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20170518/CK2017051802000034.html

この後、福岡や埼玉で行われるようだ。

小原美由紀さんの「国会審議 書き起こし」は、以下のサイトで見られます。

https://aocl.jimdo.com/国会審議書き起こし/


………………………………………


以下、それにまつわる情報です。



共謀罪って?テロ等準備罪って?ちょっと不安だけど、難しくてよくわからないし・・・
そんな時にできるアクションを集めてみました。

1)国会書き起こしを音読してみよう!

国会議員になりきって、実際の審議のやりとりを音読してみませんか?

このサイトでは、実際の国会審議の書き起こしを載せていますので、これを使って法務大臣や議員の言葉を声に出して「演じて」みると、かなり新鮮!立場の違い、言葉の選び方、何を考えての発言なのか、そして国会の「空気感」もリアルに思えてきます。
知人や友人を集めて、大臣役、議員役などを交代でやるのも面白いですし、お家でもイベントでも街頭でも出来る手軽さがウケて、「やってみました!」「企画しています!」との声が全国からも続々届いているそうです(マスコミ報道の一部はこちら)。
クイズをやってみたり、弁護士さんなど法律の専門家の方を招いての解説をセットにしたイベントにしたり、国会中継を見る会とセットにしたり、いろいろな形で開催されているようです。演劇人の方たちが「演じてみた!」との声も。

・ひとりで→書き起こしを、発言の内容、発言者の立場や考え方に注意しながら音読してみる
・知人や友人と→お家やカフェなどで、役割を決めて「演じて」みる。 イベントや街頭などで「演じてみる」。

https://aocl.jimdo.com/アクション/

「共謀罪(テロ等準備罪)法案」が、国会で審議されています。

プライバシー侵害の危険とか、いろいろ言われているけれど、どうなんだろう?なんだか色々おかしい気がするけれど・・何がおかしいかもよくわからない・・そう思っていらっしゃる方へのご提案です。

2人でも3人でも5人でも、集まって「山尾さん」とか「金田法務大臣」とか「安倍首相」になりきって、実際の国会審議の書き起こしを音読してみませんか?

国会では、実際にどんなことがどんな言葉で話されているかな?
この法案、本当にこんなに急いで通す必要があるのかな?
テロ対策のためというけど、ほんとかな?
オリンピックのためというけど、ほんとかな?
成立すると、私たちに、未来の子どもたちに、どういう影響があるのかな?
実際に国会で審議されたリアルな内容を、声に出してみると、実に様々なことがわかってきます。
議員の発言の意味、言葉の選び方、声のトーン、どんな心理で言葉を発しているかなど、会議録を読むだけではわからないことが見えてきます。

オンドクは、独りでもお友達と一緒でも、できます。
お家やカフェでもできます。もちろんイベントでもできます。

ぜひ一度やってみませんか?

https://believe-j.jimdo.com
 
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