土井敏邦さんからの連絡です。
パレスチナ占領50年の今年9月、占領地報道の第一人者として世界に知られるジャーナリスト、アミラ・ハス氏来日のための支援のお願いを、お伝えします。
“パレスチナ”と“オキナワ”がもつ普遍性を伝え合う機会です。
沖縄の状況を伝えると、ハス氏は「沖縄を取材したい」と自ら申し出ました。
“オキナワ”に“パレスチナ占領”と通じる普遍的なテーマを見出したからです。
この国で安倍政権の悪法成立のゴリ押しが認められてしまい、もしもイスラエルと日本がハス氏の活動を「テロ」認定すれば、このような支援依頼情報拡散じたいが、「共謀罪」に問われることになるのでしょうか。
⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯
パレスチナ占領地報道の第一人者
イスラエル人ジャーナリスト/アミラ・ハス氏 来日
支援のお願い
パレスチナ占領50年の今年9月、占領地報道の第一人者として世界に知られるイスラエル人ジャーナリスト、アミラ・ハス氏が来日します。
ハス氏はイスラエルの有力紙『ハアレツ』の占領地特派員として、1993年のオスロ合意直後からガザ地区やヨルダン川西岸地区に定住し、
イスラエル人でありながら、現地からに占領の実態を伝え続けてきました。その記事はイスラエル内外で大きな反響を呼び、
「国際ギレルモ・カノ世界報道自由賞」「アンナ・リンド人権賞」「国境なき報道者賞」など、数々の国際賞を受賞しました。
その一方、一部の国民からは「祖国への裏切り者」と呼ばれて脅迫に晒され、ハス氏が歯に衣着せず批判する
パレスチナ自治政府やハマス政権からは追放や脅迫を受けてきました。
◆なぜ、いま、アミラ・ハス氏を日本に招へいするのか?
パレスチナ問題は、日本人にとってほんとうに「遠い問題」でしょうか。
人権と尊厳が踏みにじられて続ける現場、それは日本にも存在します。
沖縄の状況を伝えると、ハス氏は「沖縄を取材したい」と自ら申し出ました。
“オキナワ”に“パレスチナ占領”と通じる普遍的なテーマを見出したからです。
来日するハス氏はまず沖縄を3日間にわたって取材します。占領50年の“パレスチナ”と、
戦後70年も米軍に支配される“オキナワ”との接点を探る旅です。
またアメリカ人として沖縄での自国の“加害”をドキュメンタリー映画「うりずんの雨」に描いたジャン・ユンカーマンと対談し、
自国の“加害”を伝えることの意味、“パレスチナ”と“オキナワ”がもつ普遍性を伝え合います。
また、ホロコースト生存者の両親をもつハス氏は、ホロコーストと並んで歴史的な惨劇の地である広島を訪れ、
“ホロコースト”と“ヒロシマ”の接点を取材します。
十数万の住民が原発事故で故郷を追われた“フクシマ”は、
1948年のナクバ(大災厄)や1967年の第三次中東戦争で故郷を追われたパレスチナ人と重なります。
イスラエル人ジャーナリスト、アミラ・ハス氏の来日は、その視点を通して私たち日本人が
「日本の中の“パレスチナ問題”」を発見していく絶好の機会となるはずです。
【略歴】
1956年、イスラエル生まれ。両親はホロコーストの生存者。有力紙『ハアレツ』の占領地特派員として1993年からガザ地区に、
97年からはヨルダン川西岸のラマラ市に住んで、現地から報道し続けているジャーナリスト。代表作は『Drinking the Sea(ガザの海水を飲んで)』、
日本語への訳書は『パレスチナから報告します』(An Israeli Journalist in a Occupied land by Amira Hass/2005年・筑摩書房)
【紹介記事】
『パレスチナから報告します』解説・インタビュー(土井敏邦)
http://www.doi-toshikuni.net/j/column/200502-amira.html
◆来日のための支援のお願い
アミラ・ハス氏の来日と滞在のために、
180万円の費用が必要です。
ご支援いただけないでしょうか。
① 郵便振り込み
〈振り込み先〉
「郵便振り込み」00280-0-95978
「土井敏邦 パレスチナ・記録の会」
※必ず「アミラ・ハス来日支援」とご記入ください。
個人は一口5000円、団体は一口10,000円ですが、何口でも結構です。
② 「クラウド・ファンディング」での支援
(https://camp-fire.jp/projects/view/27853)
【東京・報告会】
〈期日〉2017年9月17日(日)/18日(月・祝日)(予定)
〈場所〉東京大学・経済学部研究科棟 第一教室
(文京区本郷7-3-1)(最寄り駅 「丸の内線」本郷三丁目)
〈内容〉
(1日目)「占領 50年のパレスチナとイスラエル」
・ ドキュメンタリー映画「ヘブロン―50年目の占領」上映
(土井敏邦監督・最新作)
・ アミラ・ハス氏講演
1. 私のパレスチナ・イスラエル取材
2. “占領”とは何か―イスラエル側、パレスチナ側の両サイドから
3. 国際社会は“パレスチナ占領”とどう向き合うべきか
・ パレスチナ研究者たちとの対談
(2日目)「パレスチナと日本」
1. 映画「うりずんの雨」(ジャン・ユンカーマン監督作品)(一部分)
(沖縄と米軍との関係の歴史と、自国の加害の現実を描いたアメリカ人
映画監督のドキュメンタリー映画)
2. 森住卓氏(フォトジャーナリスト)の辺野古・高江報告
3. アミラ・ハス氏とジャン・ユンカーマン氏との対談(司会・土井敏邦)
(パレスチナと沖縄の接点/自国の“加害”をなぜ、どう伝えるか)
【他のイベント】
1) ハス氏の沖縄(辺野古・高江など)取材(3日間)
沖縄・講演/記者会見
2) 京都・講演(京都大学)
3) 広島平和記念館・訪問/被曝者との対話/講演
4) 福島訪問(被災地/仮設住宅)
5) 日本人ジャーナリストたちとの対話集会
6) 記者会見(日本記者クラブ)
〔以上は、現時点(2017年5月)の予定です。今後、ハス氏のスケジュールや登壇予定者の都合により、日程や内容の変更の可能性もあります〕
〔パレスチナ・イスラエルでの緊急事態(武力衝突・蜂起・要人の死去など)の場合は、
占領地特派員であるハス氏の来日が延期になる場合もあります。ご了承ください。〕
【主催:アミラ・ハス氏来日実行委員会】
土井敏邦(代表・ジャーナリスト)
臼杵陽 (日本女子大学教授)
長沢栄治(東京大学教授)
岡真理 (京都大学教授)
金井創 (沖縄キリスト教学院平和研究所)
小島浩介(公立高校教諭)
鈴木啓之(「土井敏邦・パレスチナ記録の会」スタッフ)
白川優子(国境なき医師団)
土井幸美(公立小学校教諭)
パレスチナ占領50年の今年9月、占領地報道の第一人者として世界に知られるジャーナリスト、アミラ・ハス氏来日のための支援のお願いを、お伝えします。
“パレスチナ”と“オキナワ”がもつ普遍性を伝え合う機会です。
沖縄の状況を伝えると、ハス氏は「沖縄を取材したい」と自ら申し出ました。
“オキナワ”に“パレスチナ占領”と通じる普遍的なテーマを見出したからです。
この国で安倍政権の悪法成立のゴリ押しが認められてしまい、もしもイスラエルと日本がハス氏の活動を「テロ」認定すれば、このような支援依頼情報拡散じたいが、「共謀罪」に問われることになるのでしょうか。
⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯
パレスチナ占領地報道の第一人者
イスラエル人ジャーナリスト/アミラ・ハス氏 来日
支援のお願い
パレスチナ占領50年の今年9月、占領地報道の第一人者として世界に知られるイスラエル人ジャーナリスト、アミラ・ハス氏が来日します。
ハス氏はイスラエルの有力紙『ハアレツ』の占領地特派員として、1993年のオスロ合意直後からガザ地区やヨルダン川西岸地区に定住し、
イスラエル人でありながら、現地からに占領の実態を伝え続けてきました。その記事はイスラエル内外で大きな反響を呼び、
「国際ギレルモ・カノ世界報道自由賞」「アンナ・リンド人権賞」「国境なき報道者賞」など、数々の国際賞を受賞しました。
その一方、一部の国民からは「祖国への裏切り者」と呼ばれて脅迫に晒され、ハス氏が歯に衣着せず批判する
パレスチナ自治政府やハマス政権からは追放や脅迫を受けてきました。
◆なぜ、いま、アミラ・ハス氏を日本に招へいするのか?
パレスチナ問題は、日本人にとってほんとうに「遠い問題」でしょうか。
人権と尊厳が踏みにじられて続ける現場、それは日本にも存在します。
沖縄の状況を伝えると、ハス氏は「沖縄を取材したい」と自ら申し出ました。
“オキナワ”に“パレスチナ占領”と通じる普遍的なテーマを見出したからです。
来日するハス氏はまず沖縄を3日間にわたって取材します。占領50年の“パレスチナ”と、
戦後70年も米軍に支配される“オキナワ”との接点を探る旅です。
またアメリカ人として沖縄での自国の“加害”をドキュメンタリー映画「うりずんの雨」に描いたジャン・ユンカーマンと対談し、
自国の“加害”を伝えることの意味、“パレスチナ”と“オキナワ”がもつ普遍性を伝え合います。
また、ホロコースト生存者の両親をもつハス氏は、ホロコーストと並んで歴史的な惨劇の地である広島を訪れ、
“ホロコースト”と“ヒロシマ”の接点を取材します。
十数万の住民が原発事故で故郷を追われた“フクシマ”は、
1948年のナクバ(大災厄)や1967年の第三次中東戦争で故郷を追われたパレスチナ人と重なります。
イスラエル人ジャーナリスト、アミラ・ハス氏の来日は、その視点を通して私たち日本人が
「日本の中の“パレスチナ問題”」を発見していく絶好の機会となるはずです。
【略歴】
1956年、イスラエル生まれ。両親はホロコーストの生存者。有力紙『ハアレツ』の占領地特派員として1993年からガザ地区に、
97年からはヨルダン川西岸のラマラ市に住んで、現地から報道し続けているジャーナリスト。代表作は『Drinking the Sea(ガザの海水を飲んで)』、
日本語への訳書は『パレスチナから報告します』(An Israeli Journalist in a Occupied land by Amira Hass/2005年・筑摩書房)
【紹介記事】
『パレスチナから報告します』解説・インタビュー(土井敏邦)
http://www.doi-toshikuni.net/j/column/200502-amira.html
◆来日のための支援のお願い
アミラ・ハス氏の来日と滞在のために、
180万円の費用が必要です。
ご支援いただけないでしょうか。
① 郵便振り込み
〈振り込み先〉
「郵便振り込み」00280-0-95978
「土井敏邦 パレスチナ・記録の会」
※必ず「アミラ・ハス来日支援」とご記入ください。
個人は一口5000円、団体は一口10,000円ですが、何口でも結構です。
② 「クラウド・ファンディング」での支援
(https://camp-fire.jp/projects/view/27853)
【東京・報告会】
〈期日〉2017年9月17日(日)/18日(月・祝日)(予定)
〈場所〉東京大学・経済学部研究科棟 第一教室
(文京区本郷7-3-1)(最寄り駅 「丸の内線」本郷三丁目)
〈内容〉
(1日目)「占領 50年のパレスチナとイスラエル」
・ ドキュメンタリー映画「ヘブロン―50年目の占領」上映
(土井敏邦監督・最新作)
・ アミラ・ハス氏講演
1. 私のパレスチナ・イスラエル取材
2. “占領”とは何か―イスラエル側、パレスチナ側の両サイドから
3. 国際社会は“パレスチナ占領”とどう向き合うべきか
・ パレスチナ研究者たちとの対談
(2日目)「パレスチナと日本」
1. 映画「うりずんの雨」(ジャン・ユンカーマン監督作品)(一部分)
(沖縄と米軍との関係の歴史と、自国の加害の現実を描いたアメリカ人
映画監督のドキュメンタリー映画)
2. 森住卓氏(フォトジャーナリスト)の辺野古・高江報告
3. アミラ・ハス氏とジャン・ユンカーマン氏との対談(司会・土井敏邦)
(パレスチナと沖縄の接点/自国の“加害”をなぜ、どう伝えるか)
【他のイベント】
1) ハス氏の沖縄(辺野古・高江など)取材(3日間)
沖縄・講演/記者会見
2) 京都・講演(京都大学)
3) 広島平和記念館・訪問/被曝者との対話/講演
4) 福島訪問(被災地/仮設住宅)
5) 日本人ジャーナリストたちとの対話集会
6) 記者会見(日本記者クラブ)
〔以上は、現時点(2017年5月)の予定です。今後、ハス氏のスケジュールや登壇予定者の都合により、日程や内容の変更の可能性もあります〕
〔パレスチナ・イスラエルでの緊急事態(武力衝突・蜂起・要人の死去など)の場合は、
占領地特派員であるハス氏の来日が延期になる場合もあります。ご了承ください。〕
【主催:アミラ・ハス氏来日実行委員会】
土井敏邦(代表・ジャーナリスト)
臼杵陽 (日本女子大学教授)
長沢栄治(東京大学教授)
岡真理 (京都大学教授)
金井創 (沖縄キリスト教学院平和研究所)
小島浩介(公立高校教諭)
鈴木啓之(「土井敏邦・パレスチナ記録の会」スタッフ)
白川優子(国境なき医師団)
土井幸美(公立小学校教諭)