Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

手塚とおるテレビドラマ初主演

2014-11-15 | Weblog
燐光群公演『天皇と接吻』『阿部定と睦夫』で強い印象を残した手塚とおるがテレビドラマ初主演の報。
今年は『ルーズヴェルトゲーム』の野球部監督役が目立っていたが、一般的にも注目されていたのだな。

手塚君とは私が戯曲を書いた『青空のある限り』で初めて会った。先頃亡くなられた中川安奈さんとTOKIOの長瀬君が中心だったが群像劇だったのでいろいろな人に出会った。その後燐光群に何度か出る青年座の小林さやかもいた。高畑淳子さんとかチェッカーズの高杢氏とか花組芝居の大井君とかとも初めてご一緒した。高校の後輩であるさとうこうじと東京で初めて会ったのもこの劇のおかげである。まさかと思ったら下級生で目立っていた彼だったのである。手塚君はトロンボーンを吹いているふりがおかしかった。故松本きょうじさんとご一緒できたのがこの芝居だけだったのが改めて残念。

手塚君とは〈Production坂手塚〉というプロデュース団体をつくり『男の一生』という二人芝居をしたこともある。半分が即興というクレイジーな企画でリピーターが多かったことを憶えている。

ともあれとおるちゃん映像初主演。がんがん行ってほしい。
彼は別名「手長とおる」とも呼ばれていて手が凄く長い。ご注目あれ。

記事は以下の通り。

連続ドラマ「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」などに出演し個性的な演技で話題を呼んだ俳優の手塚とおるさんが、2015年1月期にテレビ東京で放送される深夜ドラマ「太鼓持ちの達人~正しい××のほめ方~」でドラマ初主演することが14日、明らかになった。同局ドラマ制作部の濱谷晃一プロデューサーは「自分でお願いしておきながら、まさかの手塚とおるさん主演です。手塚さんは、癖のある役を演じさせたら右に出るものはいない日本の誇る“怪優”。そんな“怪優”を処世術を学ぶコメディーの主役に抜てきできるなんて、プロデューサー冥利につきます」と語っている。
「太鼓持ちの達人~正しい××のほめ方~」は、人気のビジネス書「正しいブスのほめ方」「正しい太鼓のもち方」(トキオナレッジ著・宝島社)が原案の、「正しいほめ方」など処世術を笑いながら学べる新感覚ドラマ。手塚さんは、“ほめワード”というポジティブ兵器でコミュニケーションに悩む人たちを救うオンラインシミュレーションゲーム「世渡りWARS」では、3人の“太鼓持ちの達人”のうちの一人で軍人のキャラクター・スタローン大佐、現実世界ではいつもクレーマーと向き合っているスーパーの店長・岡部浩太郎を演じ、木南晴夏さん、柄本時生さんも出演する。

 手塚さんはドラマ初主演について「『僕で大丈夫かな?』って思いました。52歳で主演って……。何をどうすればいいか分からなくて、ずっとドッキリ感覚でした」と胸中を明かすと「脇でどうするかっていうのを考えてきた人間ですから、そういう人間を主役にしようっていうテレビ東京ってすごいなって、そっちに興味がありますね」ともコメント。さらには「人をほめるドラマなので、この世知辛い世の中で、何とか“平成の植木等さん”みたいになれるといいかなと、思っています。『平成の太鼓持ち』として『昭和の太鼓持ち』の植木等さんを目標に少しでも近づければと思っています」と意気込んでいる。

 ドラマは、毎週月曜午後11時58分~深夜0時45分に放送予定。
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