今回のリアンとの作業『All under the world』は、ミニマル・ミュージックの理論を演劇に取り入れる、世界で初めての試みだ。部分的にはリアン自身が試してきたケースもあるようだが、ここまで一つの作品として特化して試みたことはないという。ジョン・ケージやスティーブン・ライヒの作品や文から触発されているということもあるだろうが、理論的に演劇の構造を見直してきたリアンたちSITIカンパニーによる「View points」理論の蓄積経験値が背景にある。今日まで二十日間近くワークショップを重ねてきたが、一ヶ月のブランクを経て、2月半ばに稽古を再開することになる。とはいえ、それぞれの立場で宿題はいっぱい出ている。吉祥寺の稽古場を引き揚げ、あれこれ打合せ、翌早朝に帰国するリアンと明子を見送る。……フランスから相談。震災以外のことで世界の環境について悩んでいる人たちがいる。当たり前のことだが。協力したいと思うが、自分に何ができるか。
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