向こうで時差ぼけがなかなか治らなかったこともあり、帰国後のペースを取り戻せるよう、無理せず休む。やはり魚は日本だ。……金融危機に関するNHK番組のビデオを観るが、途中で挫折。
『屋根裏』千秋楽に来てくれたパリでサバティカル中のセゾン文化財団・久野さんから、ニューヨーク大学のキャロル・マーティン教授が来仏中と聞く。同大学のパリ分校で教えている時期だという。で、翌日ホテルをチェックアウト後、久野さん連絡にすぐ反応してメールをくれたキャロルと会う。彼女も私がこちらに来ているとは思っていなかったのだ。カタコト英語につきあわせる一時間半。ずれたところ多々あるものの通訳抜きで話せたことに彼女が喜んでくれていることが嬉しい。でもなんだか複雑なのは半分くらいは不正確な気がするからだ。悩んでも仕方がない。いろいろと進めなければならない話がある。ともあれさらばバリ。機上の人となる。