A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記335 「L_B_S」

2009-11-17 21:17:20 | 書物
タイトル:名和晃平/L_B_S
アート・ディレクション:犀
会場撮影:豊永政史 表恒匡(表紙、p.14-15)
制作・発行:エルメス財団
発行日:2009年
内容:
2009年6月19日―9月23日にメゾンエルメス8階フォーラムにて行われた<名和晃平/L_B_S>展のカタログ。

「映像と実体のはざまで」浅田彰(批評家)
“Between Image and Substance” Akira Asada(Critic)
作品図版9点、作家略歴

入手日:2009年10月18日
入手場所:メゾンエルメス8階フォーラム
エルメスは展覧会ごとにリーフレットを制作しているが、撮り下ろし写真によって制作されるため、完成はいつも会期中か会期終了前後になるようだ。毎回リーフレットが出来ていない頃に足を運ぶためか、いつももらい忘れてしまう。本展のリーフレットの存在は、9月20日にトーキョーワンダーサイト本郷で行われた浅田彰、名和晃平参加のシンポジウムに行った際に、浅田氏の発言からわかった。その後、「ジャン=ミッシェル・アルベロラ」展を見にエルメスに行った際に本書を頂いた。
本展で印象に残っているのは<LIQUID>である。この温泉が沸騰しているような、たこ焼き状の泡がおもしろくて見入っていた記憶がある。看視の方によれば、指を入れてしまうお客さんもいるということだった。
ちなみに、大阪・ギャラリーノマルにて開催された<名和晃平:Transcode>(2009年9月19日―10月17日)のレヴューをカロンズネットにて書かせて頂きました。よろしければご覧ください。
http://www.kalons.net/j/review/articles_1614.html