A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記329 「平家物語(一)」

2009-11-06 22:11:06 | 書物
タイトル:平家物語(一)
校注者:梶原正昭・山下宏明
カバー:中野達彦
カバーカット:巻二、重盛が父清盛を戒める場面。「平家物語絵巻」(林原美術館所蔵)より
発行:岩波書店/岩波文庫 黄113-1
発行日:2008年4月4日第12刷(1999年7月16日第1刷)
内容:
合戦記に人物譚、和漢の故事を織りまぜ、鎌倉時代から現代にいたるまで多くの人々に親しまれてきた、平家の全盛から滅亡までの物語。第一冊には巻一から巻三までを収録。平家全盛の時代である。新日本古典文学大系本の文庫化。(全四冊)
(本書カバー見返し解説より)

頂いた日:2009年10月17日
贈り物で頂いた書物より。「祇園精舎の鐘の声、諸行無情の響あり。」で始まる『平家物語』は書名を聞いたことがあっても読んだことのない古典の1冊である。だいたいそうなのだが、解説の方が本文のテクストより難解だったりする。ならば、古の日本語の海に飛び込み、音読しつつ味わいたい。全4冊読めるかはまだわからないが、やるべきだと思う。