京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

植田正治写真美術館と大山(だいせん)

2014-12-01 23:39:36 | 
植田正治は鳥取出身の写真家、彼が生涯愛した「大山」の麓にその写真美術館はあります。

        
        建築家・高松伸の設計による美術館は建物そのものがアート、何にもない畑の
        真ん中に大山の雄姿とまさに向かい合うように建っている。

              
              階段を登り切って先ずひらける大きな窓に、額縁に入った
              大山。ガラス窓の外にある水面に逆さに映る大山もセット。

              
              ガラスに描かれているのは帽子?手前に置かれている椅子に
              座って窓を見ているとやがて気が付く。ピッタリ角度が合う
              と大山の頭にすっぽりと帽子が乗せられた!
              (カメラの液晶画面ではピッタリあっていたのに、大きく
               してみたら少し隙間がありましたネ)

        
        館内には大山のビューポイントを随所に設け、まるで内装の一部としているようだ。

        
        美術館の正面から眺めた大山、伯耆富士です。

      
      「パパとママとコドモたち」 一番気に入った写真です。販売されている絵葉書の中には
      見つからず、手に入れることができなかったのでネットで探して植田正治の画像から拝借。

      植田正治は被写体をオブジェのように配置する独特の技法で世界的にも高い評価を受けて
      いるのだそうです。

      こんなところに、と思うこのロケーションがいいのですね。
        、

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
山高帽♪ (sumire)
2014-12-05 09:55:38
大山のホテルに泊まったのですが、写真美術館は、
全く知りませんでした。
山に山高帽可愛い♪です。
山高帽ってどうして、そういうのかしら?
返信する
植田正治写真美術館 (スターアニス)
2014-12-05 10:07:10
この美術館・・・借景が大山とは・・・。スケールが凄い。
建物そのものがアートとは・・。

「パパとママとコドモたち」。いいですね。
作風を真似てみたくなりますね。
返信する
sumire さんへ ()
2014-12-06 01:28:19
私も植田正治と言う写真家を知りませんでした。

美術館のロケーションが素晴らしいですよね。

山高帽って、チャップリンのイメージなのではないかしら?
窓の隅っこに傘もおいてありましたから。
ガラスに立てかけて大山に持たせてみれば
よかったなあ!
返信する
スターアニスさんへ ()
2014-12-06 01:42:00
ホントに、よくぞと思う場所に建てたものです。
大山をまるごと独り占めですから。
都会のように前に高い建物が建つ心配もないし
雄大そのものです。

「植田調」は写真家・スターアニスさんには参考になるかもしれません。
返信する

コメントを投稿