京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

和菓子の日

2007-06-16 22:17:16 | 季節のことば
6月16日、今日は「和菓子の日」です

9世紀半ば、疫病がはやり、時の仁明天皇は元号を「嘉祥(かしょう)」と改め、
848年6月16日に16種類の菓子や餅を神に供え「嘉祥の儀」をとり行い
厄病を払い健康招福を祈ったのでした。
菓子にちなむこの儀の行われた日が「菓子の日」となりました。
江戸時代になると、幕府が御目見得以上の武士を広間に集め、菓子を賜り、
町人も嘉定通宝16枚で菓子を買って食べるという行事になりました。
米1升6合と菓子を交換するという慣わしもあったそうです。

        

        この嘉祥の儀にちなんだ「嘉祥菓子」をこの日に製作販売する
        和菓子の店もあります。「虎屋」の嘉祥菓子は有名ですが、
        予約しなくてはなりません。
        昨日、新宿のデパートの和菓子屋さんで探したところ、
        「たねや」さんで見つけました。昨日と今日のみの販売。


こし餡を包んだ白いお団子。亀甲型の箱に入れ、
疫除・招福を表したということです。

        
        お団子の表面についているのはお米のようです。
        米1升6合と交換の慣わしを表現したのでしょうか。


あっさりした餡で、優しい味。
小さめで、食べやすいお団子でした。

厄病退散福が来ますように


最新の画像もっと見る

コメントを投稿