京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

学問はじめ

2010-01-08 22:59:58 | 季節のことば
山の上ホテルで清川妙先生の万葉集の講義を受けてきました

本日の講義の中ににこんな一首がありました。
道の辺の草深百合(くさふかゆり)の後(ゆり)にとふ 妹(いも)が命をわれ知らめやも
 ―・道ばたに咲いている百合じゃあないんだから、ゆり、ゆりって(後でネと)ばかり言う君の命がいつまで
   あるかわかんないよ、早くデートしようよ・―

「道の辺の深草百合の」は後という意味のゆりを引き出すために同音の百合という言葉を使ったわけで、序詞(じょことば)という技法。

後で後でと言っていると命が終わっちゃうよ、と恋人に誘いかけている歌なのである。

後で後でと先延ばしにする我が怠け心を叱咤された思いで、反省しました
学び始めに相応しい一首に会えました。

今年は平城京遷都1300年、奈良も売り出し中だけど、万葉集も注目です。
改めて気を入れて勉強し続けたいと思っています

というわけで、お楽しみのランチです。

        
        山の上ホテルの「新北京」で中華をシェアして。
        牛肉の炒め煮に中華風パンが付いて挟んで食べても
        いいんですって。このパンが美味しい~

        
        生姜がピリッと効いたワカメのスープ

        
        塩ヤキソバ

        
        豪華なデザート。定番の杏仁豆腐とゴマ団子とポテトのプリン。

        脳にも胃にも栄養満点な学問はじめでした。
        

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