京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

歌舞伎見物

2014-04-23 21:54:33 | ちょっと立ち話
友人に誘われて新歌舞伎座に行ってきました。

           
           4月で開場一周年、松竹が歌舞伎座の経営を初めて百年目、これを記念して
           3月4月を劇場の座紋にちなんで「鳳凰祭」と名付けられ、歌舞伎座初の
           記念興行が行われています。

        
        新歌舞伎座は以前と外見はほとんど変わらず、でもきれいになりました。

        
        「鳳凰祭四月大歌舞伎」の垂れ幕が晴れやか。
        昼の部、歌舞伎座新会場一周年記念・「壽春鳳凰祭(いわうはるこびきのにぎわい)」は
        平安時代の宮中にいるような華やかな舞台、鳳凰祭のために新たに作られた舞踊だそうです。

        「寿靭猿(ことぶきうつぼざる)」は坂東三津五郎さんの病後作で観客の暖かい拍手喝采を
        受けていました。

        観たかったのは「曾根崎心中」。坂田藤十郎さんのお初上演1300回を超える当たり役
        だという。
        近松の文のうまさに改めて感動したと、清川妙先生が熱く語っていらしたラストの道行。
        舞台のそでの語りに耳をそばだてていました。
          ― この世の名残、夜もなごり
            死ににゆく身を譬ふれば
            あだしが原の道の霜 
            一足づつに消えてゆく
            夢の夢こそあわれなれ
            

        
        2階の最前列中央の一等席が取れ、よく舞台が見えました。ちょっとお高いなぁ
        緞帳は4枚あり、幕間に1枚づつおろして見せてくれました。どれも重厚で立派、華やかな
        緞帳でした。

        
        開演前にお弁当を買っておき、幕間に食べました。食事処もありますが移動時間が勿体ない
        ので、席食に。

        
        歌舞伎座土産は金つばと、

              
              直径3cmほどの太鼓型の歌舞伎最中、くまどりの書かれた包み紙、
              歌舞伎座らしいお土産で、あんこも美味しかった!

        
        帰りに銀座松煎餅の喫茶室であんみつを食べて感想などおしゃべり。華麗で贅沢な
        ひとときでした。
                                            

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2 コメント

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Unknown (スターアニス)
2014-04-24 17:20:10
「曾根崎心中」・・・観られましたか? 良かったでしょうね。
席食が出来るのですね。


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スターアニスさんへ ()
2014-04-24 22:36:57
清川妙先生が近松門左衛門の文章の力を絶賛されていましたので、
前から曾根崎心中を見たいと思っていました。
東京では観る機会が少ない、坂田藤十郎さんのお初でしたし。

席でお弁当を食べてもいいのは意外でした。
桟敷席ではテーブルがついていて、お茶も出るようでした。うらやましい~…
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