つらつら椿

桜を眺めて歩いていると、今を盛と咲き誇る椿に気づきました。
しかもいろんな種類が
椿を植えているおウチって多いんですね。

　　　　　　　　

　　　　　「巨勢(こせ)山のつらつら椿つらつらに
　　　　　　　　　見つつ偲は(しのわ)な　巨勢の春野を」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　坂門人足(さかとのひとたり)万葉集

　　　　　（こせ山に連なって咲いている椿をよくよく眺めて、
　　　　　　こせの素晴らしい春野を　想い描きましょう）

　　　　　　多分、藪椿でしょうね。木いっぱいにぽつぽつと灯が点ったように
　　　　　　たくさん咲いている様子が「つらつら」です。
　　　　　　この歌は、つらつら考えるなどと使う「つらつら」とかけことばに
　　　　　　なっています。


　

　

　　　

　

　


　　　　　　　　　　

ご近所を巡って、垣根越しにカシャ
ちょっとコソコソしている感じ。家の人に出会ったら、すぐお願いできるように
身構えながらも…

椿は日本産だけでも2000種もあるとのこと
そして、それぞれに優雅な名前が付けられているので、
これは「○○」とすぐには決められないほど

ほんとに違う椿が次々に現れて、こんなにUPしてしまいました