帰りたくない帰り道…
京都東インターから名神に乗ったのは午後2時30分、山科から
大津へ抜けると、いよいよ京都ともお別れ
琵琶湖を過ぎたころ、小さいながら富士山のようなきれいな山が
現われる。往きにはこの山が見えてくるといよいよ京都に近づいた
と感じるランドマーク。近江富士と呼ばれている三上山だ。
滋賀県と分かれる辺りだったか…このあたりを走る時、
平家物語や太平記の海道下りの段をいつも思い出す。
…逢坂山を打ち越えて、瀬田の唐橋、駒もとどろに踏みならし、
ひばりあがれる野路の里、志賀の浦浪春かけて、霞に曇る
鏡山、比良の高嶺を北にして、伊吹の嵩も近づきぬ…(平家物語)
道すがらを描写する道行文と呼ばれる書き方、まさに描写通り
の地点を走っている。
小牧のジャンクションあたり。中央道に入る。
中央道に入ってからは緩やかな山道、あかあかと夕日が射して、
遠山や林がまるで紅葉のように赤く輝いている。
すっかり葉を落とした枯れ木も燃えたつような赤や金茶の色。
土岐のあたり、この辺りは実際の紅葉も美しく、その時期は
走るのが楽しみな道。
お約束のミラーに映る落日。
背中から追いかけてきたお日様もとうとう山の向こうに
沈んでしまった。恵那のPAで一息、薄暮の空に三日月が
絵のよう。これから3時間、ナイトブルーの中央道を
ひた走って、今年の京都旅は終了。
京都東インターから名神に乗ったのは午後2時30分、山科から
大津へ抜けると、いよいよ京都ともお別れ
琵琶湖を過ぎたころ、小さいながら富士山のようなきれいな山が
現われる。往きにはこの山が見えてくるといよいよ京都に近づいた
と感じるランドマーク。近江富士と呼ばれている三上山だ。
滋賀県と分かれる辺りだったか…このあたりを走る時、
平家物語や太平記の海道下りの段をいつも思い出す。
…逢坂山を打ち越えて、瀬田の唐橋、駒もとどろに踏みならし、
ひばりあがれる野路の里、志賀の浦浪春かけて、霞に曇る
鏡山、比良の高嶺を北にして、伊吹の嵩も近づきぬ…(平家物語)
道すがらを描写する道行文と呼ばれる書き方、まさに描写通り
の地点を走っている。
小牧のジャンクションあたり。中央道に入る。
中央道に入ってからは緩やかな山道、あかあかと夕日が射して、
遠山や林がまるで紅葉のように赤く輝いている。
すっかり葉を落とした枯れ木も燃えたつような赤や金茶の色。
土岐のあたり、この辺りは実際の紅葉も美しく、その時期は
走るのが楽しみな道。
お約束のミラーに映る落日。
背中から追いかけてきたお日様もとうとう山の向こうに
沈んでしまった。恵那のPAで一息、薄暮の空に三日月が
絵のよう。これから3時間、ナイトブルーの中央道を
ひた走って、今年の京都旅は終了。
秋色の中央道・・・懐かしく拝見しました。恵那PAから3時間で帰れるとは・・・わが家に帰るより近いとは・・・。さすが高速道路ですね。運転(?)、お疲れさまでした。
スターアニスさんにお供をしていただけたみたいでうれしいです
中央道は時間を選べば空いています。東名はトラックが多くて
イヤだとOTTOは敬遠します。
ハイ、運転手クンは疲れたと申しておりました