我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

あまちゃんの震災の日

2013-09-02 23:35:26 | そしてその母紗夢猫である

今日の朝の連続ドラマ「あまちゃん」は震災の日だった。

あの日、私はその時間の少し前にハローワークを目指して家を出た。車ではラジオもつけず、ハローワクーについて順番を待ち、帰りに買い物をして家に帰り着いたのは4時も過ぎていた。そしてテレビをつけて、初めて大きな地震があったことを知った。

あの日から私はずっと「ダチョウ症候群」をしていたのだと、今日あまちゃんを見て、胸が詰まって詰まって、そんな自分を知った。

知人が大丈夫かと、安否がわかるまでは気がかりだったし、大好きなブログを書いておられる方のご実家が岩手で、その安否がまるでわからないと書いておられた時はまるで親戚か何かのように安否を気遣う気持ちになり、やっと生存が確認された時は、それは胸をなでおろし、涙さえ出た。

その時の気持ちを思い出すと同時に、地震の影響のなかった安全なところにいながら、危険が迫ったダチョウの様に砂に頭をつっこみニュースで逐一情報を得ようとすると共に、どこか心の奥深いところで、厚いおくるみにくるまった守られた子どものように、そこから出ないのだ。

そしてダチョウ症候群は今も続行しているような気がする。

見渡せばコワイことばかりなのだ。

心配しすぎたら何も食べられなくなる、外に出られなくなる。事実そんな危険で世界は満ち溢れている。絶えず吸っている空気は安全と誰が言いきれるだろう?

だからダチョウでいるのだと思う。情報を知り、危険を知って、それでもダチョウでいることがラクなのだ。

ではまた明日
読んでいただいてありがとうございました。

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