脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

経営を考える③

2011年01月03日 | 経営
知人で独立した人の中で、現在も事業を継続しているのは、ほんの数人です。
確率で言うと、1割程度かもしれません。

辞めたうちの8割が、開業後1年以内で事業を停止しています。
こうやって、事業を続けられなかった人からも、学ぶことが多いんです。

中には「なんで独立できると思ったの?」と、資質を疑う人もいましたが、ほとんどが実力を見る限り、及第点に達していたと思います。

でも、結果は1年持たなかったワケです。


色々な理由があると思いますが、私が「これは真似てはいけない」と考えたのは『初期投資』です。

大きな事務所や倉庫を借り、営業車を買って開業する。これは「こうやって始めたいなぁ」という願望はありますが、資金面でつまずきやすいと思います。

知人2人が共同経営で始めた人がこのパターンでした。

お互いに貯金を出し合ってスタートして、最初のうちは「仕事が増えるまではガマン」と言う事で、ほぼ無給状態で活動していました。

が、思ったほど売上が伸びず、月々の家賃の支払いにも困窮する有様となり、たった7ヶ月で解散。お互いが個人で活動するようになり、その後、半年足らずで両方とも廃業してしまいました。


私も営業車を買いたかったですが、儲けが出るまでガマンしています。
利益が出るようになった今でも自家用と兼用ですけどね。

こうする事で、少しでもコストを抑えて開業しました。
開業後半年くらいは、サラリーマン時代の給料よりも売り上げが下回っていましたから、もし、車のローンがあったとすれば、もっとムリな経営をしていたかもしれません。

結果、もしかすると、志半ばで諦めていたかもしれません。

今でも、なるべく出資はせず、低コストで活動しています。
『身の丈にあった経営』が重要だと思います。
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