脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

妄想

2011年08月16日 | 経営
「宝くじが当ったら!?」

だれでも1度くらい、当った後の事を考えた事があるのではないでしょうか?
『○億円』考えられない数字です。
まぁ宝くじを買ったことが無い私にとって、無駄な妄想ですけど(TOTOは、ごくたまぁ~に買います)


では、もうちょっと現実的な数字で考えましょうかね。


独立する決心をした時、「今の給料(サラリーマン時代の月給)の2倍稼いだら、いったいどんな生活ができるだろう」と考えた事がありました。

サラリーマン時代、それなりに責任ある立場にいましたが、所詮中小企業の中間管理職。そんなに高い報酬ではありませんでした。
管理職になる前のほうが高い給料でしたね。

当時の給料では「マイホームは不可能だな」と思っていました。
だから、子供ができると分かったとき、将来を悲観して「辞める」という方向に動いていき、積もり積もった不満と、自分の能力に対する根拠の無い自信があり「独立しよう!」となったワケです。

そこで「2倍稼いだら・・・」と、ちょっと妄想をした事がありました。
頭金作って家買って、営業車と自家用車の2台買って、TVなんかも大型の・・・・妄想は尽きなかったです。


実は、現在「ほぼ2倍」という結果を出しています。
生活は・・・・・あまり変わっていませんね。

マイホームは、どうにかなりそうなレベルかと思いますが、超えねばならないハードルも多いです。
車は、いまだに営業車兼自家用車。2台買う目途すら立っていません。
TVは、地デジ対応の為に買いましたけど、普通のものですね。

「あの当時の給料だったら」と逆に考えると、数字的には「厳しいなぁ」と思いますが、マイホームの事を除けば、あまり生活は変わっていないような気がします。
おそらく、外食がちょっと少なくて、遊びに行く場所が、なるべく無料のところを選んで、、、その程度の差で、生活に困窮するという差は無いと思います。


そこで「目指せ3倍!」と目標を修正。
さすがに3倍なら、目に見える大きな差があることでしょう。

いったい、どんな景色が待っているか?
とても楽しみです

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休みでも

2011年08月16日 | 経営
子供と遊んでばかりと思われる休日ですが、実のところ経営、商売の事を考えている時間のほうが長いかもしれません。
貧乏な性分です。。。

年齢を重ね、まだ体力の衰えを感じているというほどでは無いのですが、ムリが利かなくなってきたのは事実です。
深夜まで作業して、翌日早朝から現場、、、、昔はどうって事ありませんでしたが、ここ数年は厳しいです。

そうなると、体力の低下⇒売上の低下というのは、容易に考えられる計算です。

ここに対抗して『人を雇う』という選択肢も考える必要があるのかもしれないですが、ここ最近の仕事内容から考えると「雇えない」というのが結論です。

当店の請負の90%以上がリフォームや店舗。
建具職人の腕ももちろんですが、対話能力や顧客対応能力が問われる仕事ではないかと考えています。だれもいない現場と大きく異なる点かもしれません。


例えばですけど、私が見習いの頃に同じ建具屋に勤めていた職人さんの中で「この人なら任せられる」と思える職人さんは皆無です。
腕は良い人もいました。が、お客様の立場に立った物事の考え方ができない人ばかりでした。まぁ、当時はそれが常識だったのかもしれませんが。

今、同等の技術レベルを有して、対応能力の高い人材がいるでしょうか?
きっと、そんなレベルの人は、私の傘下に入る事無く、自身で経営できていると思います。そうなると、私が希望する人材はいないと考えるべきですね。

では、どうやって売上を維持していきましょう?
原価は上がる一方、請負単価は削られる一方。。。。

「これだ!」という結論があるわけではありません。
でも、常に考えているので、それなりの工夫はあります。
色々実践しています。もちろん即効性のあるものばかりではありませんから、じっくり続ける事も重要です。


こんな事を考えていると眠れない日も多いですが、悲観的になるのではなく、危機感を持ちながら、前向きに業務を続ける為の、貴重な「考える時間」だと思っています。
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