マラソン讃歌

ランニング日記を中心に様々な趣味活動を紹介します。

初乗車

2016年05月08日 | トーストマスターズ
5月7日午後3時、昨年末に乗車拒否にあって悔しい思いをしたあの遊園地のジェットコースターに乗ってきました。
集ったのは12名の勇気ある面々(視覚障害者6名、介助ボランティア6名)。
いざ、その乗り場につくと、頭の上にゴーゴーというジェットコースターの轟音がとどろき、
緊張気味の人、やけに元気な笑顔の人など、いろいろでしたが、運行管理責任者も挨拶に来てくれたので、お礼を述べてお土産を渡すと一同大興奮、大きな拍手が起こりました。
聞いてみると、4月1日に視覚障害者への乗車が解禁になってから、まだ乗りに来た人はいないということで、一番最初に乗ることになったY君とミンちゃんが、記念すべき視覚障害者公式乗車の第1号となりました。
安全上、1車両に障害者を一人ずつ乗せることにしたらしく、その後皆さんは、次々に乗車していきました。
私(団体代表)は見送り応援係となりましたが、7名体制で運航しているというスタッフの方々も研修を積んでいたらしく、視覚障害者に対して違和感なく対応してくれていました。
ジェットコースターをスタートするためには、車両の先頭と最後部に待機しているスタッフが、安全を確認して同時にボタンを押さないとスタートできないとのことで、安全管理もばっちりなようです。
音もなく静かにスタートしたジェットコースターは、あっという間に45度の急坂を駆け上がって消えていきました。あとは、「ゴーゴー」という音と「きゃああー」、「ぎゃあー」という絶叫が聞こえるだけです。
1分半で皆さん次々に無事に帰還しました。女性は笑顔で、男性はほっとした表情だったとか。ある意味で「命の危機」を乗り越えた面々からは、激しい動きに対応した興奮と何かをやり遂げた満足感が伝わってきました。
最期に、全員が責任者の方と握手を交わして、記念すべき今回の取り組みが終わりました。
(MLより引用、氏名は省略)
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