ロイス ジャズ タンノイ

タンノイによるホイジンガ的ジャズの考察でございます。

タンノイ・オートグラフの客

2007年07月28日 | 巡礼者の記帳
いつかお見えになる、と思っていた。
花のお江戸で、3店舗を経営し、タンノイ・ヨークでジャズをお客に聴かせている見識。
申し分のない人物である。
ソフアに身を置くと「あーっ、これは」と、ロイヤルの音を見つめた。
「明け方、新幹線に乗ったのでまだ眠かったのですが、眼が醒めてきました」
持参した1枚のオリジナルLPを取り出した客は、タンノイの鳴らすジャズに耳をすませ、連れの人と一緒に沸いた。
ご自宅では『オートグラフ』でジャズを聴くといい、よほどのタンノイ好きに違いない。
「やっとマランツ#7を手に入れました」と申されて、話は12AX7球の選択のことになった。
タンノイを眺めているだけで寛ぐ、忙中の閑を楽しまれつつ、都会の海を航海する人である。

☆タンノイバックロード折り曲げホーンの図は、メーカーカタログを参考にした概念図。言い古された、誰でも知っている折り曲げ構造であるけれど、所有者の誰も、実際に箱の中がどうなっているか観ることは無い。ピラミッドのように封印して音楽を聴く。

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