僕の好きなラーメン とか

始めたころはツーリング記とか載せてましたが、今ではたまに更新。美味しいラーメン食べたらアップします。

秋の伊豆半島を一周

2008年01月12日 | たべもの以外

2006年10月28日。古い話だが伊豆半島を一周してきた。伊豆へ行くときは、小田原からR135で海岸沿いに下るか、三島からR136で内陸をいこうか毎回迷う。それとも箱根峠から十国峠へ抜けようか、はたまた沼津からR414でずーっと海岸線を行こうか。結局、R135で東海岸を下ることにした。

秋も深まってくると、早朝の出発はちょっと寒い。日曜日の朝8:30の出発。バイクのカバーとU字ロックを外す。チョークを引きエンジンスタート。一発でかかる。僕の場合、暖気運転は、ヘルメット・グローブをつけて、ちょっと体操する間の2分ぐらいか。チョークを戻すと水温計は無表示だが、エンジンは1,000回転/分で安定してる。1速に入れ優しくクラッチをつなぐ。ゆっくり動き出したところで、前後ブレーキの効きを確かめてからスタート。

いつものようにR134の渚橋から海岸線を走る。R134西行きで一番気に入ってる景色は、下り坂の小坪のトンネルの中から始まる。最初は海面しか見えないが、トンネルの出口に近づくにつれ、鎌倉の海・山・空が広がっていく。緩いコーナーを右・左と抜けると海岸沿いの道になる。この道、湘南道路は学生のころ、30円ぐらい払ってた。

江ノ島入口、茅ヶ崎海岸、そして馬入川を渡り西湘バイパスに入る。バイパスの最初の60Km/h制限区間、小刻みに続く道路の繋ぎ目は、昔から変わらない。唐が原の先、高架になるところから、僕は西湘BPかと思っていたが、実際はプリンスホテルの先、二宮からが有料だ。

西湘BPを早川口で降り、R135を南下する。いつもはR135旧道を走るのだが、今日は有料の真鶴道路旧道にする。

10:00、根府川の橋の下で煙草休憩。列車が通ると轟音が響く。この橋、鉄道写真家にとっては、絶好の撮影ポイントらしい。


真鶴道路旧道は、真鶴駅前を通ってる。実際のR135旧道は駅の裏側だ。湯河原からは、ビーチラインは通らずR135を走る。この道、前方にバスなどがいなかったら、なかなか気持ちいい道だ。路面状態の良い適度なコーナーが続く。

熱海市街を抜けて大野屋の前から坂を登り、高い崖の上の海岸沿いを進む。網代でいったん、海面近くまで高度を落とすが、トンネルの先の海岸に突き出た新しい橋で、再び高度を上げていく。このあたり、道路改修が進み昔と比べ走り易くなってきた。再び崖をくだったところが宇佐美。サンハトヤが遠くに見える。


伊東市街を抜けると伊豆高原へ向う登りとなる。いつもこのあたりから赤沢温泉まで、何故かノロノロ運転が続く。赤沢温泉の先は、波のかかりそうな海岸線を走るが、北川(ほっかわ)温泉からみたび坂を登っていく。温泉がブームになる前、この北川温泉の露天風呂が好きで、僕たちはわざわざ横浜から、深夜にこっそり入りにきたものだ。

熱川・稲取・河津を過ぎ、白浜の手前の展望台で休憩。時間はちょうど正午。やっと雲がとれてきた。遠くに白浜海岸が見える。


下田までR135だった国道は、R136へと変わる。下田市街を抜けて、一旦R136を離れ弓ヶ浜へ向う。弓ヶ浜はきれいな浜だ。一度海水浴に来たいが、距離と道路事情を考えると敬遠か。


弓ヶ浜のそばの中華屋さんでラーメンを注文。ちょっとしょっぱめだが、何とも云えない懐かしい味がした。


ラーメンの後は石廊崎方面へ向う。一度、R136方面へ戻って橋を渡らないといけない。海辺を走る県道は快適な道だった。ついつい調子にのって走ってると、石廊崎入口を過ぎてしまった。そのまま進み、R136に戻る。この道は雲見までマーガレットラインといい、昔は有料道路だった。ひとつ峠を越えて坂道をくだっていくと、妻良(めら)だ。


この辺りの海岸線は切立った崖が続くので、妻良の集落を過ぎたらマーガレットラインは山道になる。昔、有料道路だったためか、バイクにとっては走りやすい楽しい道だ。交通量も少ない。雲見に近づいたところで、下りのヘアピンが連続するところがある。かなりタイトなコーナーで、「この先急カーブ」の表示を無視していると大変なことになる。

雲見のくじら館のところで煙草休憩。海の青さが目に沁みる。雲見には、大きな旅館やホテルはなく、温泉民宿がたくさんあるところだ。何回か泊まったことがあるが、手頃な値段で美味しい海の幸と温泉を楽しめる。


雲見から松崎へ向う途中、本日始めて富士山にお目に掛かる。駿河湾に浮ぶ富士山だ。このあたりのR136は狭く、普通車同士のすれ違いもできないところがある。


松崎の市街に入り、温泉を探す。温泉施設はいくつかあったが、ちょっと離れたところにある、しおさいの湯に決める。料金は500円。入ってみると、日曜日にもかかわらず貸切状態だった。本当に小さな施設で、湯船は詰めて10人入れるだろうか。でも休憩室もあり、値段からして、まあ満足。


しおさいの湯の前の小路づたいに海岸にでてみる。コンパクトだが、きれいな海岸だ。ここはスキューバダイビングのスポットだ。数人のグループが潜ってるのを上から見下ろす。


温泉のあとは再びR136に戻る。このまま三島までR136で帰ろうと思っていたが、途中「仁科峠右折」の表示があり、右折することにした。いままで走ったことのない西伊豆スカイラインを走ることにする。この山に向ってワインディングを登っていく。


仁科峠のあたりは、草原の中をはしる快適な道だった。西伊豆の山の尾根づたいに北上する。左手には海、右手に伊豆の山々を見ながら、快適に走る。時々、レーサーっぽいバイクがすごい勢いで後方からやってくる。僕のコーナリングスピードは遅いので、ハザードを点灯して先に行ってもらう。


彼方に見えるのは戸田の街だ。ゆっくり走ってても、あっという間に戸田峠についてしまった。


ここからは、修善寺方面へくだっていく。道路標示に従い、虹の郷の先を左折し、修善寺のちょっと先のR136にでる。ここから三島までは、いつも混雑してる。伊豆長岡駅前の細いところが大きな渋滞原因のひとつだ。やがて、片側2車線となり、R1との交差点を右折し箱根方面に向う。

17:00 いつも休憩する、箱根の登り直前のセブンイレブンによる。缶コーヒーと煙草。ついでにとなりのセルフで給油。ここから家までは、いつも2時間。

三島-箱根峠間のR1は、僕の好きな道のひとつだ。カーブが連続し、道路幅もあり路面もいい。適度に登坂車線もある。箱根峠からは、旧道ではなく箱根新道を走る。遅いトラックがいなければ、三島-湯本(箱根)間は、35分ぐらいだ。

あとはいつもの西湘BPとR134。予定通り19時の到着。351Km。18.7Km/L。面白かった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする