読売新聞 2020年05/02 11:32 掲載によると、徳島県の飯泉嘉門知事は1日、パチンコ店への県外からの来店を防ぐために、運転免許証などで客の住所を確認し、県外客だった場合は入店を断るよう全64店に要請したことを明らかにした。飯泉知事は、県が行った県外ナンバー車の調査(4月29日)で、パチンコ店の駐車場では106台が確認されたと公表。店に抜き打ち調査を行い、1店でも住所確認の対策が不十分だった場合、全店に休業要請を出す方針も示した。
とのことです。どうもパチンコ店が魔女狩りにあっているようですね。
どうしてそんなに憎いのか。仕事ではない、ヒマ人の遊びだ、ギャンブルだ、だから何をしても何を言ってもいいと考えているのでしょうか。しかし正当な根拠なく国民の自由を奪うことは許されません。住所を確認して入店を制限するなど憲法違反、もってのほかです。
すでに感染経路不明の感染者がおそらく1万人にもなるというのに、パチンコ店で感染したという記事は見たことがありません。もちろんクラスターも発生していないようです。ある程度聞き取りができているはずですから、感染者の中にパチンコ趣味の人が多いとか、何らかの兆候があって不思議ではありませんが、そういう情報は私が知る限り全然報道されていません。耳聡いネット民の間でさえ、そういう情報は見かけません。もともと自粛対象ではなかったし、後から、何となく密ではないかということで対象業種に指定されたようで、ライブハウスやクラブ、スポーツジム、展示商談会など密室・対面型のものとはまったく違います。それでいて、何が何でも営業自粛させないと小池知事も吉村知事も気が済まないようで、飯泉知事も遅れてはならじ、ということでしょう。権力者は恐ろしい。根拠がない不安だからこそ魔女狩りなのです。
ちなみに、私はパチンコはもう40年以上やっていません。パチンコは時間とお金の無駄だと思っています。しかしそれを楽しみにし、気晴らしにしている人たちがいます。そういう人の自由を奪うことには、慎重でなければなりません。
感染者5名なんだから、いつでも解除できるやろ!