私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ。タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!さらに地元の生き物探しへ!

オオウナギ(鱸鰻)の子ウナギ :アヂアヂ台湾お魚旅㊿

2019-02-13 10:02:16 | 夏の台湾の魚たち
2019年2月13日(水)

アヂアヂ台湾お魚旅から半年過ぎ、ようやく9日目を迎える。

台湾9日目(8月7日) 

この日は初老ロートルコンビの体力気力にもやさしい南部の小河川をいくつか。

汽水域はこんな感じ


最下流域はこんな感じ


釣りにはなりそうもなく、タモ網を手に
「シラスウナギ採れたよおっ!」


次々と採れる。
タモ網の目をくぐり抜けていくサイズのもかなりいる。
シラスウナギは結構力が強く、ミシン針のように身をピンと固め、抜けていく。

少し上流でガサしてた友は


「オオウナギじゃっ! オオウナギの幼魚じゃっ!」 と大声を放つ。

どうやらロートルコンビの採ったウナギたちは、みんなオオウナギの稚魚・幼魚みたいだ。

私も撮影させてもらって・・・


日本には、ニホンウナギとオオウナギの2種類のウナギがいる。
「タウナギもおるやんかっ!」 なんて言う方はおらんと思うケド
「ウナギという名こそあれ、ウナギの仲間でもなく、さらに在来種でもないのよ」 と応えとこ。


オオウナギは南方系でアジアではもっとも分布が広いといわれる。
台湾でも、もちろん日本でも南西諸島では、ごくごく普通のウナギ。
東京あたりまでは潮流にのってやってくる。

ただ、2m近い大物にもなる。
体にまだら模様もあり、ずいぶん太い。
ちょっとした丸太くらいになる。

食べることを目的に、ニホンウナギばかり見聞きしてる人には「怪物ウナギ」のように見えるかもしれない。
そうすると
「いっちょ怪魚釣り番組でもつくりまひょか?」
「オオウナギ、暴れるし大きいしけったいやし、手ごろでっせ。ちょいと出かけまひょ」
なんてなことで、ワァキャアと騒がしいバラエティー番組にも怪物として登場されたりする。

まあ、水の中のことは見ようとしない限り「何がおるんか見えない」もんな。

さてさて、撮影ご苦労様ということで・・・


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