私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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クロコノマチョウ&アリアケスミレ:近くの山道散策にて

2020-04-16 17:21:52 | チョウ・ガの仲間
2020年4月16日(木)

巣ごもりしつつも、今日は小1時間、近くの山道を散策。
さすがに体がなまるからね。

人っ子一人いない。
と、木漏れ日に1頭の蝶が舞い降りた。

そっと近づくけど・・・どこ?


まるで、『ウォーリーを探せ』だ。
メガネ外さんとカメラ覗けんし、メガネ外すと景色が見えんし・・・

いたっ!


名前は、帰宅後に調べることにして・・・

お寺近くの砂利道のど真ん中にスミレ!


何と根性のあることよ!


これまた、名前は帰宅後調べることにして・・・


水の生き物についてはちょっぴり詳しい部類かもしれないが
虫や鳥や、まして植物なんてのは、一から調べないといけない素人。

でも、ちょっとした散策の最中でも、巣ごもりのお楽しみ材料を仕入れられるのは嬉しい。

さてさて、蝶の名は・・・
クロコノマチョウなのかな?


最近は、出会った生き物たちを分類・整理しながら保存するようにしてる。
蝶なら




みたいに。

で、クロコノマチョウらしいと見つけた瞬間、不吉な漢字が浮かんでしまった。
『黒子の魔蝶』なんてね。
確かに、目立たなくて、気付かれにくくて、何となく色合いも・・・
「蛾じゃろ?」と思って嫌う人も多いのかもしれないなあ。

でも、正確な漢字は「黒木間蝶」。
黒い木と木の間を飛ぶ蝶なのである。

クヌギを好むらしいこともわかった後
コイツ、地球温暖化の指標となる南方系・分布拡大中の蝶だと知った。

国土交通省の「生き物国勢調査」からPDFを一部引用させていただくと

こうだった分布が


15年後、こうなってるのである。


私も含め、たぶん日本にすむほとんどの人が知らぬまま、見えぬままに分布拡大してる。

コイツの場合、たまたま大きな被害を何も被っていないだけのことなんだな、きっと。


さてさてさて、スミレはというとアリアケスミレでいいのかなあ?


西日本の低地の山野に多いスミレだという。

踏まれても枯れることもなく、丈夫なスミレだと書かれてる。

なるほど!
だから、砂利道のど真ん中でも
ポツンと一人巣ごもりしつつ咲いてたんじゃわ、と納得!

一見はかなく健気そうに見えるこのスミレ、しぶとさもいいが、さらに名前がいいね!
だって、アリアケですよ、アリアケ!

明けない夜はないというけど、ありあけって夜が明くるちょい前でしょ!
しぶとく我慢しつつ夜明けを待つんだよ、我慢我慢、なんて思わされたわな。

※ 4月17日 アケボノスミレは誤記でした。申し訳ありません。アリアケスミレに訂正させていただきます。 










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