スナガニ ： フィールドを駆け回る

２０１８年７月３日（火）

昨日、行ったことのない河口近くの砂浜へ。

こう暑いと、頭に濡れタオルを巻き、半パン・サンダルで
海水に足を浸しながら釣るのがラクでいい。

シロギスでも釣れんかな？　と思いつつ・・・
釣れるのはヒメハゼばかり。

帰るべ、と・・・足元を駆ける小さな生き物を発見。
しばらく追いかけっこ。
全力で駆け回る姿は美しいが、追いかける側としては少々つらい。

どうやら知らず知らずに巣穴を踏み潰していたらしい。
逃げ場・隠れ場を失ったまま逃げ回ってたみたいだ。　（悪いことをしたなあ）

つかまえ、観察ケースへ。
観察ケース内でも駆け回り続ける。

甲長１cmにも満たない幼いスナガニである。


上の写真で「わっ！　カニじゃっ！」とは、なかなか思えない。

少しカニらしく見える写真。


さらにスナガニらしく見える写真。


広島県では準絶滅危惧種に指定されている。
私の地域もめっきり姿を見せなくなっている。

今回の生息地、私は初めてなので一応行政にも報告しとこ。

それにしても川にも海にも魚が少なすぎて、今年は一体どうなっとんかなあ？