私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

イソギンポを釣るの巻         釣査76種目

2017-04-16 17:24:17 | 海水魚
 2017年4月16日 日曜日

久しぶりにリアルタイムのブログである。

イソギンポである。しかも全長10cmほどの大物(?)である。


投げ釣りを楽しむ人にはおなじみの魚かもしれないが、
まさかタナゴ竿で漁港の階段にすわって釣れるとは思いもよらなんだ。
人生初のイソギンポなのである。

話を朝に戻す。
用事を終え、さてどこへ出かけよう? という日に限って体調がすぐれない。
全身の節々が痛むし、腹のモタレ感もハンパでない。

「近場の海でも眺めて昼過ぎ頃には帰ろうや!」と、通い慣れた突堤へ。

「釣れますか?」 近くで投げ釣りをしてたおじさんに声をかけてみる。
「まったくエサもそのまんま。先週もまったく釣れんかったわ。魚おらんわ。」
ボラだけが気持ちよさそうに跳ねとる。

「あかん! 帰ろ! せっかく来たついでに近くの漁港のぞいて帰ろ!」
初めて立ち寄る漁港なのである。
漁港の階段から海面を覗いてみる。
「おっ! クロダイやスズキの子がおる! おる!」
少し元気が出てくる。
「竿を出す前に、タモ網ですくってみるわ!」

すくえたのは少し弱ってたスズキの子1尾。

ま、とりあえず階段にしゃがんで竿を出してみることに。


底をすらすようにイソゴカイを動かしていると小さなアイナメが食いついてきた。


久しぶりのアイナメである。釣れただけ良しとして帰る前に撮影だけはしとこ。


その最中に相棒がさらに大きなアイナメを誇らしそうに持ってきやがるではないか!
しかもだ。
「もっとやろうや!」といすわるのである。
こちとらダルイし痛いし、もう十分なのだがしかたない。
相棒には日頃からお世話になっており、頭が上がらないのである。

と、しばらくしてしずかにウキが沈み動かなくなった。
根がかりではないぞ、とかるく合わせを入れる。
「アイナメよりクルクル引きが強いわ、なんじゃろ?」


イソギンポだったのである。
と、いっても釣った時は何ギンポなのかよく分からないまま、
何枚も何枚も写真を撮ったのであった。


気持ちだけはずいぶん元気になったぞお!

その後、もう1尾アイナメを釣ったところで納竿。
広島カープの試合をテレビで見んといけんけんね。

考えてみれば、今日の成果はなんもかんも相棒のおかげなのであった。


コメント
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