連休も最後の一日。
しばらく雨にたたられていましたが、ようやくの晴天。
やや歩行が困難になってきた、カミさんの母親の気晴らしにサクラ見物と考え
北海道内のサクラ名所と言えば・・・、ということで、
静内のさくら二十間道路まで足を伸ばしてみました。
札幌市内のサクラの名所というと、北海道神宮境内円山公園の名前が挙がるのですが、
よく行く東北の三大名所、弘前城公園、角館武家屋敷街並み、北上・展勝地公園などとは
まったく比較にならない貧弱さだと思う次第。
なんといっても、圧倒的にサクラの木の量が少ない。
数本のサクラの木の下で、ジンギスカンを食べることだけが花見、という殺風景さ。
それくらいならば、いっそ家のすぐ近くの「発寒川公園」緑地の
梅と桜の一緒咲き風景の方が、よっぽどきれいで楽しい・・・。
そういうことで、まぁ少し遠いけれど、
こちらのほうが、圧倒的に量が多い、というような予備知識くらいで
高速に乗って出掛けた次第であります。
日高道は、現在、門別まで開通しているのですが、
まだ試験運用中で、料金は道央道・苫小牧東からかかりません。
門別を下りてからは海岸道路を走り、札幌から大体1時間半ほどで静内市内に到着。
静内二十間道路を目指します。
約10分ほどの走行で、入り口あたりに到着。
実はカミさんと新婚当時、カミさんの友人が牧場にお嫁さんに来ていて
そちらに遊びに行ったとき、静内二十間道路脇での「花見」に便乗した記憶があります。
そのときは、「大渋滞するから」ということで、
車では行かなかったので、この静内二十間道路の全容を見てはおりませんでした。
今回は、歩行も不自由になってきた母親同伴なので、
最初から歩かなくてもいいように、車でサクラ見物したい、という作戦。
まぁ、不純な見物作戦だったのですが、
母親の体調を考えてくれた神さまの思し召しか、
晴天の中、地上の楽園かとも思えるほどの
桜並木トンネルの大景観パノラマ。
なんと全長8kmもあるという、日本一と言ってもいい
素晴らしい景観を満喫できました。
不勉強だったのですが、
この桜並木は、御料牧場として皇室ゆかりの施設に
花を添えるように、代々の場長さんやスタッフのみなさんが
長年の艱難辛苦の末に育成されたものなのだそうであります。
ここまで来て初めて知ったワケですが、この静内二十間道路自体が、
皇室ゆかりの貴賓館・龍雲閣への「行啓道路」として開かれたものなのだそうです。
知らぬとは、まことに恥ずかしい思いでございました。
いやはや、まことに素晴らしい景観であり、格調高い道路であります。
すっかり北海道新発見というような思いでありました。
なんですが、しかし、
これはホンの序の口で、
この道路の終着点である「龍雲閣」には、まさに度肝を抜かされました次第。
「しずない桜祭り」開催中は、一般公開されているということですが、
あすからのブログの方で、この皇室ゆかりの貴賓館を
写真と取材文でご紹介していきたいと思います。乞うご期待。
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