性能とデザイン いい家大研究

こちら 住まいの雑誌・Replan編集長三木奎吾です 
いい家ってなんだろう、を考え続けます

柳田国男さんとつながるもの

2011年05月28日 06時05分58秒 | Weblog





今回の関西出張の折に
かねてよりの念願であった、わたしの家系伝承の地を見たい、
という思いを一部、叶えることが出来ました。
兵庫県から、広島県に掛けて
長年調べてきていたわが家系の痕跡が残っている場所が点在しています。
まぁ、家系といっても
今日の自身に連なってくる直接のものと、
幾筋か、別れていったそのそれぞれのものに別れます。
概ね、室町の頃からの家系伝承はどうも確からしく思われるのですね。
まぁ、そういうことを証明したい、というのではなく、
それを契機にして、人間の営みの実相を探ってみたい、
変わらない人間の生き様の部分を、追体験したい、という思いです。
そういった思いにしてみると、やはり、自分自身に関係することというのは
興味としては、強い動機になりうる。
なにかを見ても、そういう自己認識を持っていると、
想像力の湧き起こり方が、少し違ってくる。
そういう意味で「欲と道連れ」と思っていると、本来のものに力が加わる。
そんなことを感じながら、歴史的な遺構を見て歩くわけですね。

で、この写真は兵庫県神崎郡の柳田国男さんの生家。
柳田さんは、日本民俗学の創始者というように言われる方です。
この近隣に伝承によるわが家系の家があり、
大庄屋として江戸期を過ごしていたようなのです。
まぁ、こちらは直接のご先祖様ではなく、
戦国の頃に、幾筋かに別れた家系の末裔だといわれているのですが。
で、柳田さんは若い頃に、わが家系の家にあった数百冊の書物を
ずっと読みふけっていられたそうなのです。
その体験が、その後の柳田さんの学業を支えたと言われているのです。
少年・柳田国男さんは、どのように育くまれたのか、
その地域社会のありようとはどんなものだったのか、
瀬戸内海気候の強い陽射しの中で、そんな思いに駆られておりました。
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