三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

「新築希望」サギ

2007年06月13日 05時36分22秒 | こちら発行人です


写真は札幌ドームに展示されている新庄パフォーマンスの「形見」。
ちょっと、ホラー映画っぽいかぶり物でしたよね。
新庄パフォーマンスの中では、あまりヒットしなかった部類かな、と。
で、要するに、「大口、ビッグマウス」ということなんですが・・・。

最近、「リプランで見た」と、北海道各地のビルダーさんに電話して、
「わたしは、札幌の手稲在住の医者なんだけど・・・」
と、自らを語らい、「実は、あなたの施工エリアで新築を考えているんだが・・」
っていうような具合で、言葉巧みに誘い出すという手口のサギが出現しています。
だいたいが、札幌駅で待ち合わせて、その周辺の店舗などで
自分の新築プランをちらつかせて、飲食費用をタカる、というもの。
最近では、リプランに掲載されていないビルダーさんにまで
「リプランで見たんだけど」と連絡している、という
笑えるような、あきれたケースもあるんだそうです。
4~5年前くらいにも、よく設計事務所などに同様の電話がありました。
なんとも、ケチな野郎がいるもんだ、と思いますね。
しかし、一度はあるビルダーさんが写真撮影までして
撃退したことがあります。
ところが、こういうサギって、なかなか、被害特定が難しいようではあるのです。
そのまま、即刻、警察に通報しても逮捕要件を形成するのか、
よくわからない、とも言えるんですね。
そんなことにかかずらわっているのは面倒なので、直接的な被害が出なければ、
「あきれたヤツだ」っていうくらいで、追求しないケースも多い。

まぁ、当方としては、なんとも手の打ちようのないことなんですが、
わたしどもの関係するビルダーさんには、こういう情報をお伝えし、
くれぐれも、金品や飲食の要求には応じないよう、お願いしています。
こうしてブログに書くということで、多くの建築事業者のみなさんに
こういうタイプのサギもいるということをお知らせしたいと思います。
情報を知っていれば、「怪しいかな・・・」とセーブできると思います。
どうか、ビルダーや設計者のみなさん、
十分に気を付けて、被害に遭われることのないように、お願いいたします。
コメント
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