ハーブ・ティー お茶文化の浸透具合
容器もミントグリーンがあしらわれて、爽やか。 ふたを開けると、さらに内蓋が。オリエンタル情緒溢れるパッケージも素敵。 | 父は中国茶はいろいろと飲むくせに、紅茶のちょっと変わったブレンド・ティーやハーブ・ティーはあまり得意でないらしく、淹れても「なんのお茶?ふーん」などといってなんだか鈍い反応。 デザートセミナーでは、お菓子に合わせて色々なお茶をお出しします。自宅ではちょっと試してみたいけれどどんななのかしら?という新種のお茶なども皆で飲んでみると楽しかったり、お菓子の味とコーディネイトするだけでなく、お茶の水色とテーブルセッティングをあわせてみるのも面白いです。 先日のセミナーでは、最初に日東紅茶のダージリンのファーストフラッシュ、次に妹に香港で買ってきてもらったペニンシュラのミント・ティーをお出ししました。私は大好きなお茶ですが、一応、ハーブ・ティーが苦手な方がいてはいけないので「大丈夫?」と伺うと、皆「大好き!」というお返事。父がハーブティーが苦手らしい話をすると、フォローしてくださったのか「でも、男性で『ハーブ・ティーください』なんていわれると何だか『う~ん』と思ってしまいます」という話題になりました。確かにそうかも、などと皆で話していたものの、その週末家族で外食し、デザートタイムに飲み物を聞かれると、何と弟も義弟も皆申し合わせたようにごく当たり前な雰囲気で「ハーブ・ティーください」とオーダーしているではないですか! そして今週、お仕事でもプライベートでもお目にかかった男性達はみんな、遠慮なさってか私に合わせてくださっているのか、ハーブ・ティーをオーダーします。これらから推測できることは、思っている以上に女性だけでなく、日本人男性の間でも様々な種類のお茶を、気分や体調に合わせて選んで飲んだり楽しむことがとても日常的になっているということ。 最近紅茶メーカーが利き酒ならぬ利き紅茶?フェア(テイスティング・フェア)をして好評だったことがニュースになっていました。もともと細かな風味の差異を楽しむ傾向のある日本人なのだから、お茶もワインや香水のように食べ物やシチュエーション、効能にあわせて選ぶのも当たり前になってきたのでしょう。それともみんな癒されたいのかしら? カラー&イメージコンサルティングの(株)インプレッションにご興味のある方はこちら→http://www.impression.ne.jp/ |