金牡丹・黒牡丹

しばらく植え替えをさぼってたため、弱ったり傷んだり枯れたりしたものもありますが、
特に根の弱い品種が堪えてます。

その代表が金・黒牡丹です。







ノキシノブがいっぱい生えて来てます。

どうせなら変化葉が出てくれたらいいのに。

普通ならこのあたりを優先的に植え替えるのかもしれませんが、
金・黒牡丹は根量が少なく、動き始めてからでも楽に植え替えが出来るため、我が家ではいつも後回しです。

でも手伝ってくれてる蘭友がいくつかほぐしてくれたので、ちょっと植え替えました。







ん〜やっぱ植え替えると綺麗ですね〜
久しぶりに見る景色です。

富貴殿

あの富貴殿です。
もういつから植え替えてないんだろ。かなり痩せてしまいました。







若い頃にはこの富貴殿で内閣獲るぞ！と意気込んでた時期もありました。
今年こそは！と思った年が何度かありましたが、そう思ってる時には獲れないものですね。

もう一つ持ってる同じくらいの株と交互に出品して大臣賞は何度かいただきましたが、
それも、株としてのピークを過ぎたと思った年以降は持っていくのを止め、もう展示するつもりはありません。

このブログを見て、富貴殿の株を庭木につけるくらいなら譲ってほしいと言う話をあちこちからいただきましたが、
そんなつもりは全く無いのでお断りしたことでした。

ということで、春には庭木に付けようと思ってってましたが、蘭友からバカなことは止めとけと言われるし、
そもそもも付けたい株が多すぎて、実際には付けたい株の１割も付けられそうにないので、この株は取り止めました。


ということで、とりあえずこのまま植え替えようと、根の整理をはじめましたが、
あまりにも絡み合ってるのでえらい手間がかかって、結局根負けしてしまいバラバラに割っちゃいました。



１鉢が１２鉢になりました。の〜んびり作り直します。

苔庭

あれからまだ２ヶ月ですが、ちょっと景色が変わりました。



モフモフタイプの大型のは色が悪くなってしまったので、小型の明るい色のを増やしました。





ん〜キレイ！

この苔はかなり明るいとこにも生えてて、丈夫そうです。
丸っこく育つとマリモみたいな雰囲気で可愛いんですよ。





苔庭の場所はフウランの棚下とは言え、冬場は南からの陽が入りかなり明るいため、暗いとこにあった苔には堪えるようです。
それでも新しい葉を出してるので、徐々に回復してくれそうです。



ここは最初シダ庭にするつもりでしたが、先に苔を敷いたら十分綺麗で、
あまりゴチャゴチャと植えない方がいいやと思い、シダは少しだけにしました。

昔から憧れだったサツマシダ



マルバホングウシダ



サンカクホングウシダ




ジュエル達もご機嫌なようです。







ちょっとは彩りが欲しくて植えたベトナムのツバキ“ハイドゥン”が蝋細工のような真っ赤な花を咲かせました。







和菓子細工のようにも見えますね〜甘そう。

ヒキガエルは少しずつモリアオガエルに変身しつつあります。



撮影してると、ミルクが「何してんの〜遊んでよ〜」って感じで寄って来ます。



「コケの下に何かあるの？」って顔してると思ったら・・・



こら〜ほじったらダメ〜！

綾風

何度も何度も何度も買って、だいぶ鉢数が増えてきた綾風です。





このタイプのアマミ系品種はいくつもありすが、特別気に入ってるんですよね〜。
同タイプの柄の他品種に比べ、綾風は天葉の白さが際立っています。

















私が見たことのあるアマミ系品種の中では、最も慶賀に近い柄です。
それに、どの株も表情が違ってるため、何鉢でも欲しくなってしまうんですよね〜困ったもんです。

12月の水晶寒蘭展の即売に華幸園さんが出されてるのを見て、
また欲しくなりましたが、さすがに我慢しました。

でも20鉢くらいは作ってみたいと思い、割って鉢数を増やました。







たまに全部並べて、一人綾風会してます。

宝剣

あの宝剣です。
かなり根が腐ってるだろなぁ〜と恐る恐る抜いてみると、
思ったほどは傷んでませんでした。









大株立ちには成りにくい宝剣としては日本一の株かもしれません。
でも割ろうかなぁ〜止めとこかなぁ〜やっぱり割ろうかなぁ〜いややっぱり・ ・・とかなり迷いましたが、結局割りました。





これで宝剣も10鉢になりました。

三剣＋湖東の剣は10鉢ずつ作るのが目標ですが、
剣龍はかなり難しいので、一生かけての目標です。


前回はいつ紹介したのか確認するために見返してみたら、
「ずっと割らずに作ろうと思います」なんて書いてありました。

まぁ、１年半も経てば考えも変わりますからね。
来年には割ったこと後悔してるかも。