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蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

神社のフウラン

2014年08月03日 | 自生地


今日は、近所の神社の杉の木に着いているフウランです。



先日の柿の木とは打って変わって、かなり過酷な環境のように思えますが、フウランはこんなとこも大好きです。



杉の巨木のかなり高い位置、しかも張り出した枝先に着いています。











ここだと、一年中陽も風もあたりますね。

先日の柿の木のような環境から、この杉の木のようなところ、さらには海岸の岩上にまで、
フウランは様々な環境に適応することの出来る、丈夫な植物なんですよね。

こんなのを見てると、自分は鉢に植えてあれこれと、よけいなことをしているような気がしてしまいます。




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続 近所の柿の木のフウラン

2014年07月30日 | 自生地


今日はこのブログの最初に紹介した、近所の柿の木のフウランです。



満開状態です。









先日の土佐市のようなもの凄い自生地もいいですが、手の届くような小さい木にちらほらと着いているのも、
心和む感じでいいもんです。





ご覧のように、落葉広葉樹に着生したフウランは、初夏から秋までの間は大きな葉に覆われてて、
着生位置によってはかなり暗い状態で過ごします。

そして秋の落葉から春の芽出しまでは、全くの露天状態となり、霜も降りれば雪が積もることさえあります。
自生地から学ぶことは沢山ありますが、自生地を真似ると、うまくいかないことも多いです。


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自生地のフウラン

2014年07月25日 | 自生地

今日は、自生地のフウランです。



高知県土佐市の樹齢百年を超える柿の木に、数千本のフウランが着生しています。
天然記念物もの、いや富貴蘭界の重要自然遺産です。







全国大会のディスプレイでは、フウランの自生地の様子を見ていただこうと考え、一月に自生地を走り回りました。
この木をはじめ木の持ち主を訪ねて、枝を切らせて欲しいと唐突に不躾なお願いをしたところ、
目的に賛同してくださった四軒の方が快諾してくれました。













その枝を洋ランハウスに預けて開花に挑戦しました。残念ながら開花までは叶わなかったものの、
自生地の雰囲気を伝えることは出来たと思います。

役目を終えたフウランは、枝ごと懇親会の復興支援チャリティオークションに出させていただきました。
お礼とご報告を兼ねて、先日開花時期に再度お訪ねし、開花状況を撮影してきました。









高知にはまだこんな景色があちらこちら残っており、いつまでもこの景色が見られるようにと心から願ってます。


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道端の蘭~四万十川のほとりにて~

2014年06月20日 | 自生地


『ニラバラン』

先日、はじめてニラバランを見ました。



どうってことない、ありふれた蘭なんでしょうけど、私の子供の頃からの活動範囲では見かけたことがありませんでした。



パッと見、蕾か果実みたいですが、これで咲いています。

何とも小さな地味な花ですが、はじめて見る物は何でも楽しいものです。


『ネジバナ』

ニラバランの近くに咲いてたネジバナです。素敵ですよね~











いつも変わり物ばかり追いかけてますが、こういう花を見てるとほっとします。


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ボウラン自生地~福岡編~

2014年06月03日 | 自生地

今日は、旅行ネタです。

夢らん舎の畑くんから突然、「大会も終わったことだし、たまには遊びに来ませんか」との電話があり、
植え替え道半ばのフウランをほったらかして、遊びに行って来ました。


高知龍馬空港から福岡空港へ、直接の便があるので意外と便利です。

福岡空港に到着してから、そのまま宗像大社へ直行。




高知にも、室戸市にかなりの規模のボウランの自生地がありますが、こちらは桁違いの数でした。







ノキシノブに競り勝ちしたかのごとく、ワサワサしてます。詳しい場所は夢らん舎さんのブログをご覧ください。




ボウランは着生ランの中ではかなりマニアックな種類のランだと思いますが、富貴蘭と同様に苔植えをし、
面白い鉢合わせなどをして遊んでみると、普通個体であってもなかなか面白い植物だと思います。


ボウランを1時間ほど見た後フウランの自生地へ

こちらは梅の木に着いてるのを手の届く所で、かぶり付きで見られます。







高知のものに比べると、葉が短く愛嬌がいいです。縞は・・なかったです。




こちらは梅の木の近くにある史跡の池の側にあるクロガネモチに着いてました。




岩肌のような樹皮なのに、意外と小苗があちこちに見られました。現在の自生地の環境が、その植物に合っているかどうかは、
小苗が次々と生えているかどうかで判断出来ます。




写真を撮ってると、史跡の池の写真を撮っていた観光客の方に、『何を撮ってるんですか?』
と不思議そうに声を掛けられました。



自生地をあちこちみて数時間、ようやく夢らん舎に到着です。
残りは明日ご紹介します。

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