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水素電車

2023年06月06日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

友人が撮影した水素電車の写真を送ってくれました。 普通の電車のように見えますが、なるほどパンダグラフがありません。 電気の無い「非電化区間」を走る「電車」です。 カッコで囲ったのは、電車のようで電車ではないモノもあり得るからです。

今までの非電化区間を走る「ディーゼル車」がありますが、次の2種類です。

1)ディーゼル・エンジンの回転力をトルクコンバータで車輪に伝える

2)ディーゼル・エンジンで発電機を回し、発電した電気でモータで車輪を駆動する

地方の非電化区間で乗客を乗せるディーセル車は(1)、操車場で貨物車の入れ替えをしたりするディーゼル機関車は(2) が多いと理解していますが、 第三の方式で「水素燃料電池」で発電した電気でモ-ターを回す電車は鶴見線と南武線でも走行実験を始めたそうです。 ちなみに今までのTOYOTAの「ミライ」は燃料電池ですが、先日の富士スピードウェイでのレースでは、TOYOTAは水素を燃料として燃やすエンジンで完走しました。

 燃料電池と言うのは結構古くて、約60年前、NASAのジェミニ計画(アポロ計画の前)でも使用されていました。子供の頃、モーターと電池に興味がありまして、モーターを下手に分解するとブラシの接触が悪くなってしまうので、マブチ・モータを何台も壊し、マブチ・モータの発展には随分と貢献しました。子供心に燃料電池ってどんな電池なのかと心ざわついた思い出があります。 昔は、宇宙船のような特殊な用途にのみ使用されていたものが、いまや、通勤電車で使用されようとしているのです。 脱炭素化の流れですが、JR東は、水素燃料電池、JR西日本はE-フューエルを進めるようです。 私は、「脱炭素」「脱二酸化炭素」は胡散臭い話で、信用していないのですが、世の中の真面目な方は、キチンとその方向に向かって努力をされています。

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