雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

JALの現場力 金子寛人 日経BP社

2017年04月07日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。


JALが回復したのは、倒産会社ですから税金の免除、その他過保護な優遇、それで生き返った。。と思っていましたが、それだけではなく、やはり伝統ある航空会社ですから、社員の皆さんの意地とプライドで倒産後の難局を乗り越えた実録集です。 

私、最初はJAL派、次にANA派になり、最近は無派閥で、どちらでも良いし、マイレージを貯めることもも、どうでもよくなり失効するというお知らせをいただくと慌てて景品と引き換える程度です。 何故、マイレージに興味が無くなったかというと、海外出張の多かった頃は、この会社の出張規定は、ビジネス・クラスでした。 次に転職した会社はエコノミーでしたので、マイレージのポイントで何回かビジネス・クラスにアップグレードしている中で分かったのは、ビジネス・クラス、例えば20席の中でアップグレード用はほんの数席で、いくら空きがあってもアップグレード用は売り切れという事で使えないことが重なりまして、ポイントなどアホ臭いと思うようになりました。 いくら貯めても使えないのでは役立たずなのです。

同じように格安切符というのも1便の中では数席のことで、航空会社というのは大会社であるにもかかわらず、セコイ、詐欺まがいの広告をする体質と知ってからは、JALでもANAでも、同じ穴の狢ということでどうでもよくなりました。

しかし、航空会社の大部分の方達は、マジメに仕事に取り組んでいて、JALでは特に倒産会社の汚名を返上すべく、各部門がそれぞれ改善に努めた実話は、航空会社とは業務の形態が異なる一般の会社でも十分に役に立つ情報があふれています。3万2千人の社員の一人一人の資質も高く、これだけの方が一丸となった時の企業の強さ、それが倒産からの回復という目標の下に目覚めた訳ですから、大企業も安泰が継続するより、たまにはショック療法も良いかもしれません。

航空関係というのは、米軍においても空軍の雰囲気は、兵士というよりエンジニア。マジメにしごとをしなければ墜落という空の上のお仕事ですから、陸の上で暴れまくる方々との違いがあるのは当然ですが、JALの現場での改善の実践、これはどこの会社でも役に立つ事例であふれています。

〒220-8144 神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
横浜ランドマークタワー 44階 4406
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
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ヘリで空撮をしてきました

2017年04月06日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

今回は、福島の小名浜と洋上風力発電のサブステーションで使用されているPDCEを空撮してきました。 ヘリは4人乗りの小型のもので、木場にある東京ヘリポートから、筑波山の横を通り、福島空港で給油してから、海岸の小名浜と楢葉町の洋上を目指しました。 ヘリの飛行高度は、地面の様子が良く分かりますし、速度もそれほど速くはなく、高い所から、地図を見ているような景色は大好きです。 ヘリが機械的にも面白いのは、欧州製と米国製では回転翼の回る方向も違うのです。欧州製は上から見るとロータは時計回り、米国製は半時計周りなのです。 水平尾翼は逆カンバーになっていたり、結構な「トリビア」であふれています。

このへり、大型のカメラが防振ケースの中に納められ、機首の下にぶら下がっています。 それをカメラマンが機体の中からリモコンで操作するのですが、防振ケースの中で微動だにしません。カメラやレンズは日本製ですが、これを防振ケースに入れてリモコン撮影できるシステムとしてはナント、ニュージランド製だそうです。 コンポーネントは上手でも、システムとして弱い、まさに日本の縮図のようなカメラでした。 カメラは 360度、水平に回転するだけでなく。下方向にも向いて自由自在でした。 今回撮影した分は、近々、3分間程度の動画を公開予定です。

小名浜の橋では、4つあるコンクリートの橋脚にそれぞれ2基、合計8基のPDCE-Magnum が並んでいました。



天気が良く、風も穏やかであったので、途中でいくつか見えた風力発電はどれも回転していないで、風任せの発電は、なかなか期待通りにはならないようです。 この洋上風力は3基の浮体式の風力発電と手前のサブステーションから構成されています。 このサブステーションでPDCEが使用されています。



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バンカー船とLNG

2017年04月05日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

バンカというのは昔、石炭を入れた箱のことで、船舶が石炭を動力とした頃の名残でしょう。 その後、燃料は重油がメインになりましたが、この重油を補給する船が「バンカー船」と呼ばれます。 大型船舶は喫水の深い岸壁にしか停泊できませんから、大型船の場合、自分で燃料補給を受けに行くのではなくて、バンカー船と呼ばれるる小型のタンカーが補給を受けたい船舶まで燃料を届け、大型船舶の横に停泊して重油を補給します。 この重油、原油からガソリンや軽油を取り去った後の、ベトッとした残りカスのようなもので、加熱しないと流動性もありませんが、廉価であるため大海原での燃料として用いられてきましたが、最近は、海の上でもゼロエミッション、排気ガス規制がかかり、今後は使えなくなるそうです。

では、今後、何を燃料とするのか? それがLNG(液化天然ガス:メタンガス)です。 海での排気ガス問題はなくなっても、次のような問題があります。
1)メタンガスは熱量が低く、都市ガスでは、プロパンを加えて熱量を調整していますし、非常にたくさんのLNGを詰め込まないと東南アジアから米国西海岸までは行けません。
2)船に積み込むために気体のままでは体積が大きすぎるので、冷凍圧縮した液体にします。これはマイナス160℃の低温で、これを貯蔵するタンクはいわば魔法瓶のようなタンク使わねばなりません。

そこで日本が東南アジアと米国の間でLNG補給をするハブになることを目指しているそうです。 バンカー船も重油だけでなく、LNGを補給するようになるのです。そのためには、陸上に大きなLNG基地があり、バンカー船もLNGを供給できる様になっていることが必要です。 LNGのような超低温のものを蓄えるタンクは高価ですから、船舶用にだけ作るのは経済的ではなく、LNGの巨大輸入国日本であれば、船舶へのLNG供給もバンカー船だけで事足ります。 ここ横浜も、LNG補給のハブを目指すそうです。。

しかし、日本でLNGを補給しても問題は全て解決されるわけではありません。 ガソリンを取った後の残り物である重油の需要がなくなれば、この産業廃棄物をどのように処理するのでしょうか? 部分を最適化するとその余波が他に影響します。 全ての船舶が脱重油化が可能な訳ではありませんが、使用しなくなった重油の行方については、どうするのでしょう? 海運業界は、重油の大口需要家ですが、自分の業界だけ改善してもその影響が他に波及する。 エネルギー問題は複雑で、すべてを解決する満点の答えは無いようです。

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政治家の奥さん

2017年04月04日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

総理夫人が話題になっていますが、政治家の奥さんに驚かされたことがあります。 米国への出張でワシントンDC行きの飛行隣で隣に座ったご婦人と話が弾みまして、その方の見識の高さ、幅、広さ、深さ、全てに普通の人のレベルを超えていると思いましたら、「XXの家内でございます」と自己紹介していただきました。当時、野党であった社会党の代表的な方の奥様でした。 米国に行くのは米国国務省が、この方のために社会福祉施設の見学ツアーを企画し、そのための渡米とのことでした。

ここでビックリしたのが、米国国務省の懐の深さです。 当時は自民党がビクともしない第一党で、社会党はうるさい野党でした。 その野党のメンバーの奥さんにまで米国ツアーで手なずけているのです。 ご主人が東京で活躍している間、地元の有権者とのパイプ役は地元に残る奥さんがしています。 公人か私人か、かなりグレーな役割を代議士夫人がしているのは全ての議員さん、同じことではないでしょうか? 安部昭恵さんだけでなく、野党の議員の奥様もすべからく内助の功を発揮する、政治家というのは、いわば夫婦二人三脚、あるいは「家内工業」のようなものです。 このようなグレーな状態に白黒をつけるというのは無理です。 これは総理夫人だけでなく、米国大統領夫人も同じことです。 野党議員の奥様も一緒です。 ただ、今回は「総理夫人」という肩書を利用したい「悪者」に無防備すぎましたね。

このXX議員の奥さんも、国防から経済問題、その他社会問題までキチンとしたご意見をお持ちでしたので、代議士夫人というのはスゴイものだと思いました。 たとえ、もし、ご主人が事故で突然お亡くなりになっても、選挙区を引き継いで立候補するに十分な資質ありでした。 それどころか、むしろツマラン反対ばかりしている旦那と入れ替わってこの方が議員をした方が良いくらいだと思いました。

総理夫人も、話を聞いたことはありませんが、おそらく同じような人種なのでしょう。 ワシントンDCに到着すると、ANAの支店長と共に国務省の役人がお出迎えに来ていまして、入国審査の列に並ぶことなく、どこかに消えていきました。 

この代議士夫人の見識と共に、米国国務省の深謀に驚きました。日本の対立する二つの政党のうち、どちらか片側にだけ肩入れするのではなく、両側をサポートしているというのは、外交の手本です。 どちらかといえば、潔癖症の日本人は両側にいい顔をするというのは潔しとしない方が多いと思いますが、どちらに転んでも関係を継続するというのが一番大事なことであれば、キチンと保険をかけておく、割り切って考えれば当然のことですが、それを実践しているのは「大人」です。

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本来、労働は美徳である

2017年04月03日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

労働時間の制限であるとか、プレミアム・フライデーであるとか、まるで働くことが悪いことのように労働時間を規制しようという動きがありますが、生産性の低いまま、表面だけの労働時間を問題にするのは、日本人にとっては100年早い!  「遊び」がビジネスの対象である一部の業界からすれば、働いていないでモット遊ぶ人数が増えれば、業界自体にはプラスになります。 そういう一部の業界に踊らされ、労働自体が悪であるような思い違いをする人もいますが、労働は本来、美徳であり、一部の宗教やどこぞの貴族のように働くことを蔑むのは間違いで、働いていて何が悪いと開き直りたい気分です。 

まあ、私は好きで勝手に働いていますので、働き方についてトヤカク言われるのは大きなお世話と思いますが、 ところが、自分の息子がブラック企業で強制労働させられると想定したら、官による労働時間の監督や規制は大歓迎ですから、どこの立場でものをいうかにより、意見というのは全く異なりますので、これは働くことを趣味とした、他に楽しみ方も分からないオヤジの勝手な言い分です。

オフィスでなぜ、ダラダラと長時間働くか? オフィスでの生産性低いんです。 例えば、他社様を訪問する際にグループで複数人がまとまって訪問する姿をよく見受けます。 新入社員の研修目的であれば、先輩が新入社員に同行することはありますが、そうでない場合も、誠意を見せているつもりでしょうか、3~4人、あるいはそれ以上の人数での訪問はよくある姿です。  時間も交通費も実に無駄な慣行です。  

以前、某通信事業者さんで聞いた話です。日本のメーカーは、営業担当だけでなく、ハード担当とソフト担当のそれぞれ、3~4名のエンジニアを連れてくるので10名近い団体での訪問であるが、大人数の割にはその場では何も決められない。 一方、韓国の某メーカーは、通訳と二人で来る。 通訳を入れての会話ではあるが、一人でハードでもソフトでも話ができて、きちんと決めて答えを出してくれるので、日本人と日本語で話をするよりよほど能率が良い。 とのことで、この事業者さんの機器は、いつの間にか韓国製が多数を占めていました。

残業時間について、とやかく言われるのは嫌ですが、オフィスでの働き方を見直す機会と捉え、変な集団主義から脱して一人で働く方向に向かえば、日本のオフィスワーカの生産性も向上するのではないでしょうか? 野球選手のように仕事筋肉を鍛え、会社でも毎日が試合のつもりでプレーし、FAになってどこの会社に移籍しても一軍で活躍できるように自らを鍛錬する。 ほとんどの野球選手がしていることを会社員の多くはしていないのではないでしょうか? 野球選手は30代までで、40になれば現役引退だけれど、サラリーマンは60代まで働けて気楽であると考えている方が多いでしょうが、その気楽さがダメなのです。 プロ野球の選手で自分の打率を気にかけない人はいないでしょう。 営業部員であれば、それと同じくらい、自分の数字について常に意識せねばなりません。

経営者的な言い方をすれば、自分の給料は自分で稼ぐ、それ以外に間接部門も、営業が養っている。。そのためには、毎月の利益の自己管理をしながら働くの営業でなければなりません。 そのためには、自分の働き方はこれでいいのかと、自問を繰り返し、働き方を真剣に考えねばなりません。 つるんで顧客訪問をすることのみならず、身の回りの改善を日常的にしている生産部門を見習わねばなりません。 一人当たりの生産性で言えば、週休2日など日本のレベルで休み過ぎです。 取引先で見込みのありそうな若い方には、嫌がられますが、複数人で来るな、一人で来なさいと憎まれ口を叩いています。

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