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政治家の奥さん

2017年04月04日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

総理夫人が話題になっていますが、政治家の奥さんに驚かされたことがあります。 米国への出張でワシントンDC行きの飛行隣で隣に座ったご婦人と話が弾みまして、その方の見識の高さ、幅、広さ、深さ、全てに普通の人のレベルを超えていると思いましたら、「XXの家内でございます」と自己紹介していただきました。当時、野党であった社会党の代表的な方の奥様でした。 米国に行くのは米国国務省が、この方のために社会福祉施設の見学ツアーを企画し、そのための渡米とのことでした。

ここでビックリしたのが、米国国務省の懐の深さです。 当時は自民党がビクともしない第一党で、社会党はうるさい野党でした。 その野党のメンバーの奥さんにまで米国ツアーで手なずけているのです。 ご主人が東京で活躍している間、地元の有権者とのパイプ役は地元に残る奥さんがしています。 公人か私人か、かなりグレーな役割を代議士夫人がしているのは全ての議員さん、同じことではないでしょうか? 安部昭恵さんだけでなく、野党の議員の奥様もすべからく内助の功を発揮する、政治家というのは、いわば夫婦二人三脚、あるいは「家内工業」のようなものです。 このようなグレーな状態に白黒をつけるというのは無理です。 これは総理夫人だけでなく、米国大統領夫人も同じことです。 野党議員の奥様も一緒です。 ただ、今回は「総理夫人」という肩書を利用したい「悪者」に無防備すぎましたね。

このXX議員の奥さんも、国防から経済問題、その他社会問題までキチンとしたご意見をお持ちでしたので、代議士夫人というのはスゴイものだと思いました。 たとえ、もし、ご主人が事故で突然お亡くなりになっても、選挙区を引き継いで立候補するに十分な資質ありでした。 それどころか、むしろツマラン反対ばかりしている旦那と入れ替わってこの方が議員をした方が良いくらいだと思いました。

総理夫人も、話を聞いたことはありませんが、おそらく同じような人種なのでしょう。 ワシントンDCに到着すると、ANAの支店長と共に国務省の役人がお出迎えに来ていまして、入国審査の列に並ぶことなく、どこかに消えていきました。 

この代議士夫人の見識と共に、米国国務省の深謀に驚きました。日本の対立する二つの政党のうち、どちらか片側にだけ肩入れするのではなく、両側をサポートしているというのは、外交の手本です。 どちらかといえば、潔癖症の日本人は両側にいい顔をするというのは潔しとしない方が多いと思いますが、どちらに転んでも関係を継続するというのが一番大事なことであれば、キチンと保険をかけておく、割り切って考えれば当然のことですが、それを実践しているのは「大人」です。

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