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集団自衛とデータリンク

2015年06月11日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

西側の艦船は米国の開発した「データリンク」を装備し、レーダで補足した敵ミサイルの情報は全て共有し、その敵ミサイルを撃墜するのに最適な位置にいる艦から対空ミサイルを発射する遠隔発射も可能なのです。 自分の事を自分だけで処理する、すなわち自分で探して自分で発射するよりも、多数のレーダーから共同で探し、その情報を分析して、一番最適な位置から迎え撃つ、集団的な自衛でなければなり立たないのです。 そのためには、相手と同等以上のレベルでなければならず、装備の共通化、標準化は避けられません。 一国でできる事は限られていますから、相互に持ち合う、集団化した軍隊となるのは必然の事です。 一国だけではどうにもならない時代なのです。 そういう現実を直視せず、書き物の上での議論は亡国への第一歩を進んでいるような気がします。

集団的自衛について、国会では色々な場面を想定して説明されていますが、その様な事は自分の手の内を見せることにもなりますので、想定問答もいい加減にして欲しいものです。特定場面を想定しての例題など、その前提が合わなくなる現状はいくらでも起こり得ます。大きな選択としては、中国側に立つか米国側に立つかの単純な選択です。 そして、どちら側に立つべきか等、自明な事です。

クダラナイ質疑応答を繰り返し、あれで国民のために仕事をしていると錯覚しないで欲しいものです。防衛大臣に限らず、過去の発言と現在の立場による発言が異なることなど当たり前です。 以前に発言した内容と全く同じである事を言い続けるならば、そこに進歩などありません。 また、自分の心情よりは立場を優先させると言うのも社会生活の中ではアリですから、昔の著書を引張り出して差異を指摘するなど、「内閣不一致」を引っ張り出したいのでしょうが相手の失策を狙った低俗姑息な手段です。質問者の人間性を反映しているのでしょう。

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