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不時着したオスプレイへの反応

2016年12月19日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

飛行中に不具合が生じたら、その不具合の程度でどこまで飛べるか? 所属基地まで帰れるか?途中で降りるか? 人家の無い場所があるか? 飛行機が壊れても良いか? など短時間のうちに決めねばならず、その難しさは、我々、一般人では通勤途上でトイレに行きたくなったら、会社/家まで我慢できるか? 途中下車するか? 途中のコンビニのお世話になるかなどの判断とは比べ物にならない難しさでしょう。

これでとにかく人家のない海岸に不時着させてのですから米軍司令官のいうように、オスプレイの若いパイロットが良い判断をしたのは事実です。 その米軍司令官の発言を「植民地意識」と受け止めた副知事さん、かなり偏った発言ではないでしょうか? もちろん、普天間や辺野古など沖縄の抱える大きな事情の故の発言でしょうが、事故は事故。事故が起きることは仕方ないことなのです。それをその他の事情とゴチュゴチャにしてはいけません。 ちなみに、沖縄県警による今年11月末までの沖縄県下の交通事故数は4796件、死亡事故は33件で34人がお亡くなりになっています。 この交通事故の数に比べれば、今回の事故など大したことではありません。

沖縄があらゆる事故が全くないパラダイスのような場所で、そこでオスプレイが事故を起こしたというなら大騒ぎに値するかもしれませんが、事故というのは防ぎきれずに発生する仕方のない事でして、その事故で死傷者が出ないように努力したパイロットの行為は称賛に価する行為であるという米軍司令官の発言の方が納得しやすい発言です。 また、この事故の原因も空中給油中の事故と発表されています。 機構のトラブルではないのですから全てを飛行禁止にというのは飛躍しすぎています。

ゴチャゴチャにしても良いのは、ゴーヤと豆腐と豚肉。怒りというのは「チャンプル」状態にすると何について怒っているのか判断が狂ってしまいます。 一般の人であれば、それは良く見受ける光景ですが、副知事という立場であれば、もう少し冷静/客観的に受け止めるべきでしょうが、県民が分かり易い「怒りのポーズ」を取ることが一番大事なのでしょう。 まあ、知事さんからしてアレですから副知事さんもこの程度なのでしょう。 

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