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欧州は常に戦国時代  歴史に正義などない

2022年03月22日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 ニュース番組ではメインキャスターがウクライナ国境まで入り、押し寄せる避難民の気の毒な映像を流していますが、報道機関としては、のめり込むことなく冷静に報道すべきです。 誰だって、小さな子供を抱え、バッグ一つで避難してくる姿を見ればお気の毒と思いますが、目の前の「お気の毒」な状態を引き起こしたロシアだけを悪者にするのは違和感があります。 ソ連邦が崩壊後,ロシアの周辺にロシアをいれて15か国が誕生しましたが、それらを順次NATOが自分たちの仲間に取り込み、ソ連崩壊時に16か国であったNATTOは、今や30か国にまで増大し、ついにはロシア隣国のウクライナまでがという所までロシアを追い詰めたNATOについての報道はほとんどありません。 今でもポーランド経由で大量の武器をウクライナに流し、戦という火に油を注ぎ続けているのはNATOです。 世界中がプーチンを悪者につるし上げる姿を見てニタニタしていることでしょう。 場所は、ウクライナで発生していますが、中味はロシアとNATOの戦なのです。 ロシアが小さなウクライナを攻めているというより、NATOが束になってロシアを追い込んだ結果なのです。 避難民と同様にプーチンもお気の毒なのです。

 幸いなことに日本は島国であり、戦国時代はとっくに収まり、以来、この島の中での領地の争いは数百年間に発生していないという稀有な存在ですが、ヨーロッパ大陸の100年前は第一次大戦が修了しましたが、ロシア革命もあり、その後、第二次大戦が修了した後も常に領土問題/民族問題があり、日本で言う戦国時代が今なお続いている地域です。20世紀になってからの欧州における戦争・内紛の数など軽く100件を超えていて日本ではあまり報道されないだけのことで、欧州というのは常に紛争・戦乱の場所なのです。 物理的な時間は世界中の同じなのですが、文化的な時間軸は国、地域で異なり、後進地域である欧州では今なおも戦国時代を生きているだけの事です。 欧州が文化の先端の地であるとは幻想であり、本当は野蛮な地域なのです。これは時間、歴史が解決するまで、文化が熟成されるまで何百年かが必用な事でしょう。 

 一般市民はお気の毒ですが、それは日本の戦国時代にも気の毒な農民はいくらでもいました。 人類という生物は、話し合いだけで殺し合いを避けることができるほどの高等な生物ではなく、中途半端に我慢し和解しても憎しみは残ります。これはトコトン国力尽きるまで戦っていただくしかありません。 感情的に可哀そうだ、気の毒だと言っても何の役にも立ちません。 歴史に正義などなく、強い国の歴史が残るだけです。大国の横暴は歴史そのもので、これを止めるには自国が強くあらねばならないという事だけが真実です。 欧州では戦いの無い日など無い歴史を見ると、日本の幸せを感じます。 日本でこのような侵略を発生させないことを真剣に考えねばなりません。 大国の横暴を認めるのか? と問われても、認めるも認めないも、世界に警察官はおらず、現実は、世界に一つだけの正義など無いのです。 ロシアにはロシアの正義があり、ウクライナにはウクライナの正義があるだけです。

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