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無線LANと電子レンジ

2012年07月11日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

デモ隊などが暴徒となった場合に、独裁国では平気で実弾を打ち込みますが、普通は大きな怪我をさせることなく鎮圧するために放水車やゴム弾などを用います。ソマリア沖の海賊対策では、大音響の指向性スピーカを海賊に向けて音で不快な気持にさせて戦意をなくす手段が用いられます。最近、これに加わりつつあるのが、高出力マイクロ波、すなわち電子レンジと同じ原理で暴徒に向けて電子レンジのマイクロ波を照射します。すると、皮膚の表面付近が熱くなり火傷をしそうな感覚で、暴動どころではなくなるそうです。マイクロ波の眼への直接の照射では白内障の危険もありますが、所詮、相手は暴徒ですから健康被害などどうでも良いというのでしょうね。。。家庭用の電子レンジなどより遥かに高出力ですから、百メートルくらい離れた所から照射するのですが、乱暴な話しです。まあ、兵器に乱暴もクソもないというところですが。。

電波の周波数は用途により決められていて、電波をエネルギーとして使用する、例えば、医療用ではマイクロ波を患部に照射し加熱するなどの事は行われていて、実は無線LANもこれと同じ周波数帯を使用しています。無線LANの使用が始まった頃には、コンビニのお弁当加熱用の電子レンジが家庭用に比べると強力だということで、街に出て無線LANにコンビニの電子レンジが影響しないかを真剣に調査したレポートもありました。

スマホが普及し、携帯電話の電波が一杯になると、通話に用いる電波とは別にスマホのデータ通信を無線LANで処理しようという動きになり、最近は、通話まで無線LANを用いる携帯電話さえ現れました。この無線LANの電波は電子レンジと同じ周波数ですが電子レンジよりも出力が遥かに小さいので安全であろうということです。最近は、地下鉄の中でも携帯を使えるようにしようとしていますが、電車のような金属の箱の中では電波は、箱の中を反射しまくります。例え、出力が1/100 であっても地下鉄の中では100人以上の携帯利用者がいることでしょうから、大げさに言えば地下鉄の中が電子レンジ状態になりえます。

同じ電波を使いながら、暴徒には意図的にこの電波を照射して不愉快な感覚にさせたり殺傷しない程度の軽微な損傷を与え、電車の中では普通の乗客同士が相手に加害意識がないまま加害者になったり、被害者になったりする可能性もある。。。便利さの中には危険も含んでいる。。恐い世の中になってきました。福島事故の後、我が子の通学路の放射線を計りまくっていたお母さん、実は子供に持たせた携帯の心配をする方が重要なんです。しかし、こんなに便利な携帯を今更、手放すことはできません。使い方を注意しながら使えば良いのですが、では具体的にどのように?これはガイドが出ていますので、そのうち紹介します。

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