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イージスアショアの現実的な実現法

2019年07月19日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。落雷抑制の松本です。

イージス艦の乗組員から聞いた話です。 SPYレーダは非常に強力で、その電波の影響を受けないように、SPYレーダを稼働させる場合には乗組員は全て艦内に退避し、甲板には誰もいない状態にするそうです。 そのような強力なレーダを地上に置かれたら、近隣住民が不安に駆られるのは仕方ありません。 しかし、国防上、必要であれば地域エゴにならない程度の協力も必要です。 そこで折衷案としては、レーダのみ洋上の護衛艦で北の空を見張り、ミサイルが飛んでくれば、それを迎撃するためのミサイルを発射する部分はご協力いただくのです。 ミサイルは消耗品ですから、洋上のイージス艦に置くより、陸上の方が多数の準備が可能です。

レーダーとミサイルを別々にできるのか? これは可能です。 あるイージス艦がSPYレーダで敵ミサイルを検知しても、自分の位置がミサイル迎撃に適切でない場合には、その飛翔データを別の場所にいるイージス艦に送り、迎撃ミサイルの発射は、SPYレーダーで発見した艦とは別の艦が行うというのは、イージスの一番新しいバージョンでは可能になります。レーダによる検出と迎撃ミサイルの発射は一体でなくても良いのです。

ですから、

1)一体型で沿岸のドンガラ船に装備して海岸に設置する  高速で巡行する必要はないので、イージス艦よりも廉価
2)レーダと迎撃ミサイルを分離する

等のバリエーションがあるのです。 一体型を地上配備するのは、居眠りまでしてしまう失態を犯した後では無理に近い状況ですから、上記の1)または2)のような折衷案でイージスアシュアを実現していただきたいものです。

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