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大間違いのアメリカ合衆国  倉田 満   KK ベストセラーズ

2016年08月12日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

日本の明治からの外国との関係は、課せられた不平等な条約を乗り越え、途中の数度の戦争は当時の流れとしては至極当然で、昭和初期から大東亜戦争に至るまでも、日本の近代史は帝国主義の日本が悪いことになっていますが、この時代の帝国主義は日本だけではなく、我々のご先祖様たちは至極まっとうな方々で、これをハメテいった世界の国々、とりわけ米国の挑発についても勝てば官軍、負けた側が悪者になるのは仕方ないことです。 

戦後の教育では、悪いのは全て日本という洗脳が行き届き、米国の顔色をうかがいながら生きるのが当り前のようになってしまった今、今度は毛色の変わった大統領候補がこれまた、別の意味でのまっとうな「自分の国は自分で守れ」と言い出すと、居心地の良いぬるま湯に浸かっていたのに、明日から風呂の温度が変わりそうという心配の種が大きくなってきました。

本書は、アメリカの生い立ちに戻って、米国という国にがどんな国で、大統領選挙のルールから始まり、日米関係に関わってきた150年の中での大統領がどんな人物でどのような貢献をしてきたのかを採点する、この米国の歴史を理解すれば、並みの米国人よりも米国通になれそうな内容です。 

米国の文化は自滅へとたどる文化です。広い国土で働かせる安い労働力、奴隷として連れてきた人たちの子孫が増え、今では主客逆転の傾向の中で、国民は融和しませんから差別問題が大きくなりますが、これは自業自得なのです。黒人のみならず、最近はイスラム教徒の増加により、祝祭日にイスラムの祝祭日加えるようにとの要求に、全ての祝祭日をカレンダーから消してしまった学校もあるそうで、差別をなくすと文化も消えてしまいます。まあ、見方を変えれば、新しいものを生み出すには伝統にとらわれることのない方が良いかもしれませんが、国全体が根無し草、何処に向かうのか不安定な国になります。 米国は今や白人の国ではなく、奴隷の子孫と移民がマジョリティの国になりつつあります。

倉山さんは、米国を刀狩りもしていない信長時代の国であると指摘していますが、そこは違和感を感じます。元々、マニフェスト・ディスティニーなどと自分勝手な理屈でネィティブの人達を銃で暴力的に追い払い国土を拡大しましたが、その銃により拡大した国土であるからこそ銃を持つことが権利であり、その副作用で差別問題により乱射事件など発生してもこれも自業自得なのです。 どこの国にも社会と同調できない人々はいるもので、差別によりそういう層を広げてきました。 その方々が銃を乱射すると銃規制の話があがりますが、悪いのは銃というハードウェアではありません。たとえ銃を規制しても、社会に適合できない不満を待つ人は一定数がいます。 銃のない日本においても、包丁とナイフで19人も殺傷する社会不適合人種ガでましたし、こういう人は何処にでもいるものです。 銃や刃物の規制で解決できる問題ではありません。

今まで米国と日本の関係は主従関係で、日本は独立など許されない子分であったわけですが、トランプさんは、少なくとも「自分の国は自分で守れ」と独立を許す発言をしています。 日本と米国の関係、これは大事にしなければならないのですが、日本が少し大人になるのには良いキッカケで、そういう意味でトランプさんの出現は日本のとっても良い刺激です。

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