ほこたて ＰＤＣＥ避雷針 vs 通常型避雷針

こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

以前、ＴＶ番組「ほこたて」へ参加を要請されましたが、お断りしました。この番組は６週間をかけて作るそうですが、今まで進めていた企画がドタキャンになり、2週間で作りたいと言ってきました。この番組全体で６チームが動いていて毎週の放送を順番に担当するそうです。今回は代役で２週間のうちに結果を出さなくてはいけないのですが、それは自然現象を対象とするには性急すぎます。そして、あの番組では何がしかの対立構造がなければならないのですが、対立軸をどう設定するかの難しさがあります。それでお断りしました。しかし、今までの避雷針と新しいPDCE避雷針を比べるのは意味あることで、その比較はぜ是非ともして見たいと思っていました。

その良い場所が見つかりまして、ＰＤＣＥを設置してきました。青森県にある高さ９０ｍの鉄塔をお借りし、そこに通常型の避雷針とＰＤＣＥ避雷針を並べました。この辺りは冬季雷も多く、過去の落雷データも揃っていて比較には最適の場所です。落雷すると大きな電流が流れますが、それをカウントする仕組みも付いています。写真は90ｍの鉄塔の上に取り付けられた様子です。職人さんは、お見事な仕事でこのような場所にも完璧に取付けてｌくれました。



ここでは、６週間などとケチなことは言わずに最低３年、それ以上をかけて実証試験をします。冬季と夏期が終わる度にそのデータを比較し、時間をかけて積み重ねていきます。

昨日は、その取付の立ち合いで１日中屋外にいまして、真っ赤に日焼けしました。しばらくの間は赤ら顔ですが、飲酒によるものではなく日焼けですから、念のために。。。。


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