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旭化成/旭化成建材

2015年10月26日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

最近、悪者になっていますが、本当は良い会社なのです。 私の住まいは30年ほど前に建てた旭化成のヘーベルハウスでして、今まで、何度となく無償点検があり、先日も30年目の点検でベランダの手すりの不具合があるとのことで、3日がかりの工事を無償でして頂きました。 この会社には100%以上満足していますので、今回の件はとても残念です。 大企業のたった一人の手抜き仕事で企業全体のイメージが悪くなるのは残念なことです。

旭化成は、基本は化学会社ですが、化学以外にも素晴らしい技術があり、例えば、ホール素子。 これは磁気を検出する素子でスマホの電子コンパスであるとか、電子回路を磁気で制御するような所で使用され、我々の毎日の生活を便利にしていますが、このホール素子では世界一なのです。

毎日、お世話になる電池。 特にリチウムイオン電池でも旭化成の技術で支えられています。 電池自体の生産はしていませんが、必要不可欠な部分で旭化成の開発した技術が用いられていまして、これを発明された方は次期のノーベル賞候補とも言われている位です。

化学とは関係の無い住宅産業ですが、ヘーベルハウスは、ALC(発泡軽量コンクリート)の関係で住宅事業に参入したと思います。今回の件で「そこまでやるの?」と思ったのは基礎の杭打ち工事です。 失礼ながら、旭化成さんがこの事業をする意味があるのか? 旭化成としての特別な付加価値があるのでしょうか? 下請け仕事と言うのは、独自の付加価値が無い限り、価格競争、納期の競争でツライ産業です。 打込む鋼管も、打ち込みに使用する重機も旭化成の製品ではありませんし、特に旭化成でなければできない部分があったようには思えません(知らないだけかもしれませんが)。

どこの会社でも、事業を発展させる中で業務の範囲/種類を広げますが、売上の数字だけで捉えるのではなく、本業との関連の無い事業はよほどの優位性が無いならするべきではありません。 旭化成建材さんもALCだけでは売上が伸びないので工事自体にも進出したのでしょうが、その種の工事をする中でどれだけ旭化成としての特別な付加価値があったのか疑問です。

記者会見で、今回の現場代理人は、ルーズで事務処理が苦手な様であったとの会社幹部の発言には、ビックリでした。 そんな人に現場代理人を任せてきたのはアナタの責任でしょ! と言いたくなります。 社員個人の資質を言い訳にしてはいけません。 いい加減な社員がいても、いい加減な仕事をさせないような管理をするのが会社のマネジメントなのです。 現場代理人もさることながら、事業の拡大にマネジメントが追いついていけなかった様な印象です。

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