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原子力発電を諦めてはいけない

2016年06月21日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

3.11 以来、形勢の悪い原発ですが、これを辞めてはならないのは、原発を作る事の出来るのは世界で次の6つのグループしかないのです。

1.東芝
2.日立/GE【米】
3.三菱・アレバ【仏】
4.斗山重工【韓国】
5.ロスアトム【露】
6.中国

世界中の原発は434基、現在建設中が74基、計画中が101基もあるのです。 中国には22基が稼働し、建設中が26基、計画が30基。 日本だけ原発から後退しても、世界中で原発は進み、日本だけが化石燃料に頼って電力コストが高くなる中で世界との競争に原発からの電力無しで対抗できません。  日本に現在ある40基の原子炉もいずれ廃炉を迎えますが、その時、誰が廃炉をするのでしょう? 福島での事故でビックリし、日本から原発を撤退させるように動いてしまった当時の政権はまるで将来への責任を放棄したようなものです。 太陽光や風力などは、多少の気休めにはなりますが、代替えには実力不足です。

日本がこの基幹産業から撤退するとなれば、若い人たちがこの業界に来ません。 すると20年後の廃炉は誰がするのでしょう? 事故を起こした日本だからこそ、安全な原発の開発に責任があるのです。 原発は高度な技術の塊で、日立/東芝 /三菱 だけでなく、これらを支える多くの高い技術力を持つ協力企業があります。 注文が無くなれば、技術も無くなるのです。 技術というのは、各企業の中で伝承されなければなりません。一度無くした技術を再興するのは困難です。 紙の上のことだけではなく、現場での技術の受け継ぎが無くなれば物は作れなくなります。 今まで原発の技術を担ってきた技術者はソロソロ定年で消えゆきます。 しかし、そこで技術の継承を断ち切ってはならないのです。

原子炉には色々なタイプがあり、事故を起こし難い安全なものもあるのです。原発アレルギーで全ての原発は危険というような安易な判断は将来に禍根を残すことでしょう。原発からは撤退してはならないのです。 停電もないし、太陽光発電も増えているし、何の心配もないと思っていたら大間違い。 温暖化ガス規制に反し、火力発電でまかない続けるのでしょうか? 将来のエネルギーをどうするのか? 事故があったからダメというのであれば、車も飛行機もここまで発展しなかったことでしょう。 原発を諦めてはなりません。

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