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スーパーフライデー

2016年12月21日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

月末の金曜日は「スーパーフライデー」とかで午後は休みか、早めに仕事を切り上げるという案が出ているようですが、月末の週末といえば、営業には一番忙しい時間帯に仕事をするなとは日本経済の弱体化を狙った陰謀の様な気がします。「過労死による自殺」以来、長時間労働に対する反対意見が強くなり、このような労働時間の短縮案が出てくるのですが、そもそもオフィスで言えば、長い労働時間は生産性の悪さに起因するものであり、それを改善しないで見かけの分かり易い労働時間だけ短縮すれば、日本経済にマイナスの結果をもたらします。 日本に取って大事なのは「低い生産性」を改善する事であり、低生産性のまま「短い労働時間」だけ、先に追求しようというのは、原因と結果について考察が不足しています。

職場での自殺は「過労死」と言われますが、原因は過労だけではなく「企業文化への不適応」であり、これを防ぐには「会社よりは自分の命が大事」ということの徹底しかありません。 労基法の労働時間内であっても「企業文化への不適応」による自殺はいくらでも発生します。労基法の範囲を超えても好きでしている仕事であれば、自殺などは発生しません。 残業時間が労基法を超えるか否かは大きな問題なのではないのです。

ところが、誰にでも分かり易い「労働時間」だけを目標に労働時間の短縮だけに視点が集まっています。 本来は、「生産性の向上」と「会社よりは自分の命が大事」という自己の価値観の確立が必要なのです。日本が世界に伍して戦うには、スーパーフライデーで労働時間の短縮する前にすることがあります。 「生産性の向上」といった「質」の問題は分かり難いので、誰でも分かる目の前の「数」の問題だけを取り上げるのは如何なものでしょう。 

しかし、そういう私は「生真面目症」とでも言うべき古い日本人の病気のようなもので、以前、米国で体験したのは、夏場の金曜日の午後にはオフィスから人がいなくなってしまうのです。 時にはミーティングの約束さえスッポカシテ早退してしまう人の屈託のない笑顔。 「人生を楽しむモード」で暮らしている米国人に対し「生真面目症候群」の日本人。 「個人の幸せの追及」という観点からは彼らが上です。「スーパーフライデー」の「個人の生活を大事にする」ということには反対しませんが。。。しかし、「個人の幸福」も日本の経済が強く健全であることが前提で、 日本の経済状態が苦しくなり、個人が生存することで精一杯になれば「個人の幸福」などと言ってはおられません。日本経済に優先する「個人の幸福」はあり得ないのです。

世界情勢は荒れ狂う海のようになりつつある中で、「日本丸」の安全運航のためには舵取りが大事ですが、この舵取りをされている方々の腕前、大丈夫なのでしょうね??

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