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数値化の鬼 安藤広大 ダイアモンド社

2022年03月28日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。  落雷抑制の松本です。

  本書の「はじめに」の中で、「「言葉が過剰」「数字が不足」の世の中」とあり、そのフレーズに共感したので購入してみますと、著者の安藤さんは組織学と言いますか、いかに組織を機能させるかを専門にされ「識学」なる考え方とそれを実践させるための経営コンサル会社を経営され、まさに、理論と実践で実績を積んでいる方と知りました。 私は、「ボッチ」なのですが、組織論、大好きです。 久々の良書でした。

 「行動量」「確率」「変数」「真の変数」「長い期間」の5つの章がページの端にインデックス付きで分類され、情報を構造化する工夫など、内容に違わぬ工夫がされていて、さっそく、ネットで「織学」を調べてみると YouuTube にはいくつもの動画で案内されていて既に2500社以上がこの「織学」を導入して成果をあげているとのこと。 本書はその一部の数字で判断することを社長の安藤さんご自身で説明されていますが、内容に抵抗、違和感を感じることはなく、当たり前のことを当たり前に説明されているのですが、いかに「当たり前」の事ができないで我流のマネジメントをしている会社のトップと社員が多いか、この「織学」流のマネジメントである程度の成果が上がるのは当然と思います。

 組織論の究極は、誰がそのポジションついても組織として定義される機能は果たすことができる事なのですが、やはり属人的な影響をは排することはできず、この「織学」さんのセミナーも講師のランクにより、最低線の方と副社長の方が自ら講師をされる場合とでは、費用に3倍の差があるようです。  組織の中で同じ仕事をしてもその成果に差があるのは仕方ない事ですが、講師養成の過程を改善され、どの講師であっても一律の費用で、同じ効果が出るようにはならないものか? これは、そうならないのが面白いところで、コンサル会社さんへの対価は高ければ高いほど得られものも大きいというような信仰もあります。 安い薬など効果が無い。薬は高価なほど薬効も高い。そう信じている方への効果はその通りなのです。 以前、営業からコンサルに転身した知人から、営業では売値を負けろと言われる世界であったが、コンサルでは価格は高い方が好まれるという話を聴きました。 コンサル会社による調査で重要なのは、レポートの内容ではなく、有名なコンサル会社に高額な費用を支払っての調査の方が、クライアントの社内で重みがあるのです。

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