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交通信号の保護の特許を取得しました

2020年04月17日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 車の自動運転ですが、車両についての技術ばかりが注目を浴びていますが、それだけでは不完全なのです。 自動運転の車が高速道だけでなく一般道にまで広がりますと、交差点での交通信号の役割が大きくなります。 以前、送電ケーブルの火災により、広域の一帯が停電になったことがありましたが、その地域の交通信号も商用電源を用いていますから、交差点の信号も全て全滅になりました。 人が運転していれば、交互に通過したり、ソコソコの融通もきくでしょうが、自動運転にそこまでは期待できません。 ですから、自動運転の車両が通行する道路の信号は絶対に停止してはならないのです。 そこで下記のような内容を含む特許を数年前に出願し、これがこのほど、認められました。

1) 太陽光発電による補助電源で電源を2重化し、
2) 信号の制御器のそれぞれが自立しながら互いに無線で他の制御器の生存を確認して機能し
3) センサーなどの高機能の付加機能を付け、
4) それが落雷を受けない様にPDCEで保護する

 自動運転の音頭を取っているのは国土交通省、大きな道、国道も国土交通省の管轄ですが、交差点の信号は警察の管轄なので、警察庁にも紹介しました。 警察庁によると、今まで信号機への落雷は発生したことが無いそうですが、今まで無かったことが、将来もないという事ではありませんし、天候は不順になる中、街中が Connected となるのは時代の趨勢です。 都市部では、交差点の近所には高い建築物もありますが、落雷は必ずしも高い建物に落ちるとは限りません。 全国には交通信号機が20万基以上もあります。 まあ、今すぐにそこにPDCEが必要と言う訳ではありませんが、社会インフラの強靭化のために、既に鉄道施設では1000基に近いPDCEが鉄道を落雷から護っています。 毎日、鉄道を利用されている方も、そのようなことはご存じない事でしょうが、「社会の役に立つ事」は、毎日の活動の心の支えとなります。

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